スゴいサービス - 2

今日は午後から出掛けてて、夕方銀座線で戻って来た。
この夏は、スーツ着てる日がめっきり少なくなったけど、今日はまっとうなスーツでネクタイまで締めて。
靴もまっとうに、リーガルのプレーンな革靴。朝出掛ける時に、あら、靴ひもがめくれてるというか、まるで皮をむいたような感じになってるところがある。

私はスニーカーでもなんでも、少なくとも口のところはピタっと密着してないといやで、かなりキツく締める。革靴は、他にはロックポートとかDr.Martensの、いわゆる革靴というよりレザーシューズと呼んだ方がいいようなカジュアル目なのしか持ってない。この手のひもは太いので、ギューギュー引っ張っても大丈夫なんだけど、リーガルのは細っそいので、イカレてしまいやすい。

銀座線から出たし、確かマークシティの奥の方にリーガルの直営店があるから、靴ひもを買って帰ろうと思って。歩いてたら、岡本太郎の「明日の神話」に原発風刺画が継ぎ足されたところは、修復されていた。そっか、ここを通るのも久々だ。別に取り外さなくていいのに。

そんなことはともかく、店に着いておねえさんに「すみません。この靴用のひもはありますか?」と聞いたら、「今、取り替えられますか」と言われた。
意味が分からず、え、今ですか?　は、はぁ〜と曖昧な返答していたら、こちらにお座り下さいと、ソファーに案内され、革のスリッパを出された。
え?　ここで脱げってことか。ひもを解いて靴を脱ぐと、少々お待ち下さいと持って行かれた。
え、もしかして、おねえさんが取り替えてくれるの?　
いやいやいやいや朝から履いてる靴だから、クッサイかもしれないじゃん。おねえさんはカウンターに私の靴を置いて、ハサミでひもを切ってしまった。いやぁ、そんなに触っちゃって。いろんな菌が、うじゃうじゃだよ。申し訳ないし、ハズカシイし。どうしよ。

こんなことして取り替えてくれて、おいくらっすか?　と思ったら、315円だと。はぁ〜、素に靴ひも代だけかよ。
いやぁ〜、スゴいサービスだ。もしかして、普通のサービスなのかもしれないけど、1日履いた靴だよ。もしかしたら、そりゃあ私が履いてたんだから、ラベンダーの香りが漂ってたかもしれないけどさ(笑)
おねえさんの給料、上げてあげて。

今日のBGM-29【 Nirvana - Smells Like Teen Spirit 】

ティーンズスピリットみたいなニオイって、どんなんだよ。10代でも靴はクサいと思うぞ(笑)

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