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不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

映画『アジャストメント』

[映画/ドラマ]

この映画って、ついこないだ上映したはずなのに、ブルーレイ化されたってことは、ヒットしなかったんだろうか。私は、かなり面白かったんだけどなぁ。
けっこうオトナな映画よ、これって。マット・デイモン主演なのに、アクションじゃないとか。SFなのに、フィクションの深みがないとか。そういう意見もあるみたいで、いかにもハリウッド的なドッカンドッカンや、大掛かりなVFX使った方がウケたのかもね。そう考えると、『インセプション』は映像的な驚かしと、派手なアクションがあったから、SF的な設定が珍しくなくても、ヒットしたのかもね。


『アジャストメント』は、フィリップ・K・ディックの原作なんだそうだ。ディックの小説って、『ブレードランナー』にしても『マイノリティ・リポート』にしても、映画化に際して、ややこしい設定はとりあえず伝わらなくても、新しいビジュアルイメージを作りやすい。それが大きな魅力なんだけど、『アジャストメント』は斬新なビジュアルというのも出てこない。じゃあ、何がいいんだといわれると、なんだろう(笑)

上院議員選挙に出馬して敗れた下院議員・デヴィッド(マット・デイモン)。会見のスピーチをトイレで考えていたところで、エリース(エミリー・ブラント)と出会う。運命を感じて追いかけるんだけど、それ以上、ふたりが会うのを拒もうとする謎の集団があった。それが未熟な人間たちが破滅の向かわないよう、運命を操作する運命調整局。エージェントは、天使という設定らしい。こういう流れだと、まるでコミックなんだけど、これがアホらし、とはならない演出なんだわ。
恋愛ものといえば恋愛ものなんだけど。自分の運命とは、自分の意志で行う選択で変わる? いやその選択さえも、あらかじめ決まった運命? それとも神とか、そういう超越的な存在によって操られてる? みたいな普段意識しなくても、何かの時にはふと考えてしまう。でもいくら考えても答えはないから、考えなくなるし、我だったり欲求の方が強いから、反射的に選択してしまう。そんな誰しもに当てはまるような、アイデンティティへの疑問とか曖昧さとか機微みたいなものが、この映画のベースに流れてるような気がする。そこが、なんか深いのよね。


私はマット・デイモンって、別にアクション向きの人でもないと思うし、好きでもなんだけど、この役は見事にハマってる。このヒロイン、どこかで見たことがあるよなぁと思ってたら、『プラダを着た悪魔』のあのイジワルなねえちゃんかよと途中で気がついて、ちょっとイメージが混乱しちゃったけど、この映画ではとてもいい感じ。マット・デイモンとの相性も、おおぅ、こりゃあ運命っぽいよなというジャストミートな感じ。

終わり方だけが残念だけど、私はこの映画好きだな。


映画『アジャストメント』予告編




アジャストメント(デジタル・コピー付) [Blu-ray]


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