不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

インフルエンザにかかる人、かからない人

なんだ、このウソくさい新書みたいなタイトルは。でも、すんなり出てきたので、しゃあないんです。


こないだの土曜日、家でほげ〜っとDVD観てたら、奥さんが帰ってきた。私は休みだけど、奥さんは土曜日、仕事だ。それにしても早いじゃん。4時ぐらいだったっけ。そしたら、インフルエンザみたいなので早退しろってことになったという。
あ、確かに顔色悪い。節々が痛くてふらふらする、熱があるみたいだと言う。
熱を測ったら、36.5℃。それぐらいなら、大丈夫そうじゃん。しばらくして、ぜったいに熱ある、オカシイと再度測ったら、37℃。そんなに上がっていくのは、さすがにおかしいな。よし、じゃあ医者行こうと言ったものの、土曜日の夕方にやってる内科とか耳鼻科は、そうそうない。奥さんが、区の医師会がやってる休日診療のところがあると言うので、急いでクルマで行ってみた。そしたらなんと、やってない。日曜祭日と、年末年始だけの営業みたい。
しょうがいないので、急いで家に帰る。奥さんはもう明日でいいと言い出した。いやでも、タミフルは発症して丸一日以内じゃないと、効かないとか。確か一昨年にもインフルエンザになって、タミフルであっという間に治ったというから、たぶん体質にあってるんだろう。
だからって、インフルぐらいで救急診療に行くのもおかしいし、やってる医者はないのかよと検索してみた。もう行政のサイトはまったく役に立たないし、エリアの医者の検索サイトみたいなので探しても、土曜日は12時までとか、せいぜい4時までだ。じゃあ、しゃあない。いろいろ検索ワードを組み合わせて探してみたら、なんと夜の9時までやってるところが見つかった。
しかし医院名も全部カタカナでウソくさいし、紹介する写真見ても、ヘンなラブホテルみたいな入口だし(笑)

でも、ここしか見つけられないし、検査して、タミフル処方してもらうだけなら大丈夫だろうと、飛んでいった。駐車場は埋まってたので、ビルの入口で降ろして、コインパーキングへ。
追いかけて、エレベータに乗って、目的の階へ着いて、ドアが開いた。その途端に、うっとなった。ドアの両サイドに、ドヨンとしたした人たちがいる。中に入っていくと、スゴい光景。ホラーじゃないけど、ソファーでグダーと反っくり返ってる人たちばかりだ。奥さんはまだ問診票みたいなのを書いてたけど、なんと30数人待ちだった。
そうか、この人たちみんな待ってる人なんだ。付き添いみたいな人はいないじゃん。オレもこんなところに長居したら、確実に病んじゃうわ。
それで、いったん帰ろうということにして。ひとり5分としても150分だから、2時間半は確実にあるじゃんと。QRコードでケータイサイトにアクセスして、自分の受付番号が、あと何人待ちかチェック出来るから、帰ろうということにした。


家に帰って、なんどかチェックしてると、ひとり10分以上はかかってる感じ。う〜ん、これはヤバいぞ。夜中になっちゃうじゃん。いや、そんなことより合気道の稽古に行けないじゃん。ま、まあ、そりゃあしゃーないわ。
5人待ちになったら家出ようと私が言うと、時間に厳しい奥さんが、10人待ちの段階で出ると言う。え、10人? 最低でも50分、今のペースのままで行ったら100分だよ。クルマで10分ぐらいのところだから、1時間以上もあんなところで待つのかよと抗ったものの、勝てるわけもない(笑)


10人待ちになったところで家を出て、同じように入口で降ろして、私は3人待ちになったら来るからと、そのまま本屋に行った。買いたい雑誌があったので、それを買い、タリーズへ。
買ったのは、この雑誌。


やっぱ、川久保玲さんはスゲエなと思いながらインタビューを読んでた。いちおう、何人待ちかチャックしとこうとアクセスしたら、なんと4人待ち。ヤバい。かなりのハイスピード。コーヒーまだ半分も飲んでないのに。
そう思いながら、慌てて病院に行くと、まだ4人待ち。あら? どういうこと。
やっぱりこの待合室にはいたくないので、クルマで待ってることにした。で、結局、順番が来るまで約1時間。クルマの中で、寒いったらありゃしない(笑)

家に帰ったら10時を過ぎてた。でも、奥さんが会計をすませてる時で、30数人待ちだったそう。あそこの病院、日付変わるまでやってるんだろう。働いてる人たちは、大変だ。


翌朝、日曜日。なんと熱もなく、何にも問題ないと言う。スゴいな、タミフル。そんだけ強烈ってことなのね。
まあ、あんまり薬で熱を抑えるのはどうかと思うけど。それでも40℃ぐらいになっちゃったり、1週間もかかったままだと大変だ。


しかし、あんな待合室に行っても、奥さんがインフルエンザになっても、なんで私は平気なんだろ。考えたら、インフルエンザって、小学校の時以来、無縁なんじゃん。
うちの奥さんは、一昨年もインフルエンザになってる。規則正しい生活してて、食べるのも、寝るのも、運動も問題ないし、なによりほとんどストレスないはずだ(笑) 私といえば、慢性の睡眠不足だし、食べる時間も不規則だし、毎日満員電車に乗ってるというのに、どういうこった。

奥さんに、お前は無理が重なると倒れるだろ。今までも、1日入院するような軽い病気は二度ほどしてる。こういう風にインフルエンザにかかるのはいいのかもね。ただ今回は高熱でなかったから、あんまり意味ないかもしれないけど、それでもリセットが出来ていいんじゃないと言ったんだけど。
私は、ぜんぜん倒れない。風邪ひいても、大して悪化せずに長引いたりするけど、熱はぜんぜん出ない。そういうのって、良くないのよね。

今の日本の整体界に大きな影響を与えてた「野口整体」の創始者、野口晴哉さんによると、ガンや脳梗塞になるのは、風邪もひかないという人だそうだ。統計的には分からないけど、周囲を見てるとそんな感じはする。
『風邪の効用』という本には、確か熱を出すことでガン細胞を殺す。カラダのリセットも出来る、というようなことが書いてあったと思う。
ここんところはアメリカで同じようなことが言われだして、日本の医者も熱を下げないようになってきてるけど、野口晴哉さんが本を書いたのは1962年だそうだから。

あ、ってことは、風邪ひいても熱でない私はダメですか。そういうことならインフルエンザにも、かかっときたいよね。トリップもしてみたいじゃん、と思ったりするんですけど。サウナじゃダメですか。あ、ダメ? やっぱりね(笑)

自分で自分のことを判断すると、免疫力が高いというより、ニブいカラダなんちゃうのと、ちょっと心配(笑)




風邪の効用/野口晴哉



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今日のBGM-109【 Martha & the Vandellas - Heatwave

お、Martha & the Vandellasが2曲目だわ。このへんのモータウンサウンドって、どうしようもなくいいわ。
渋谷系と言われるジャンルは、こういうのの影響って言われてるんだけど、どうなんだろ。