不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

映画『 ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル 』

昨日、合気道の稽古に行く前に見始めて、トイレに行くヒマもないハイスピードの緊張感。ヤバ、もう行く準備しなきゃいけないじゃんんと思いながら、止められない。ストーリーも面白いし、映像は臨場感あるし。先端のテクノロジーとそんなアホなというパズルのように組み立てられたプロットとアクション。会話も洒落てるし、しかも全部伏線になっててムダがないし、文句のつけようがない面白さ。


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今回の監督、実写映画が初めてだなんて、信じられない。砂嵐のシーンとか、どうやってこういう設定や撮影方法を考えるのか。砂嵐の異常な視界の中で敵を探知するレーダーを、こんな風な扱いにするなんて、どうやって思いついたんだろう。登場する多くの最新テクノロジーがカッコイイんだけど、いまいち信用できない感じの描き方も画期的だ。通信端末になっているコンタクトレンズは、見た書類の情報を飛ばして、プリントアウトできるという設定。文字情報を再現出来るかどうかはかなり難しいと思うけど、類似のコンタクトレンズ型通信端末開発されてる。でも、じっと目を見られると、装着しているのがバレる(笑)
壁に吸着して、カラダを支えることができるぐらいのパワーがあるグローブ。これで世界最高層のドバイのホテルの壁をよじ登るんだけど、アナログチックに壊れてきてしまう(笑)
このあたりの描き方って、最先端テクノロジー、スゴいでしょ、見たいな感じだと、いまいちリアリティが感じられなくて絵空ごとになるけど、距離感がバツグンにいい。顔認証システムみたいな現在かなり普及してきてる技術と組み合わせたりすることで、虚構とリアルなテクノロジーが入り交じって、映画の世界に上手に引きづり込んでくれる。
007のボンドカーじゃないけど、スポンサードしてるっぽい自動車メーカーはBMW。何車種もバンバン壊されたりするんだけど、まったく壊れず、かなりのPVになっちゃってるのは、まだ発売されていないBMW i8というEV、電気自動車だ。もうBMWは上手いよなと思うんだけど、EVなのにカッコイイ。スポーツカー並みの走り方を見せられるし、これは実車ではないだろうけど、フロントガラスが情報スクリーンになる。他社のEVだと、こんな風に描けないでしょ。



もちろん、トム・クルーズもスゴい。自分で、実際にホテルの壁をよじ登るシーンを演じるなんて。メイキングを見てても、こちらが縮みあがって来ちゃう。最後の最後で見せる、どんでん返し的な展開。トム・クルーズはマシンじゃなくて、かなり愛に生きてるじゃんと思わせて、高感度も上がっちゃってるはず。
しかしこのラスト、今までのスパイ映画には、たぶんないでしょ。最後まで楽しませてくれるわ。



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【映画】『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 予告編』



今日のBGM-146【 布袋寅泰 - ミッション・イン・ポッシブル 】

一般の人が撮影した映像で、「かっこいい〜」がウルサいんだけど(笑) でもちゃんと丸ごと曲が収録されてるのは、この動画だけみたい。このギターは、とても合ってる。でも、おいしい仕事だなぁ。布袋さんは、なんでこんなにハリウッドでモテる?