不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

食品で景気を見て、ラブホテルでデフレを知る

Gunosyで送られてきた推薦記事をサーッと見てたら、「モヤシで分かる日本の景気」に目が止まった。なんだそりゃ。

書いたのは「11兆円を運用する三井住友アセットマネジメントでチーフエコノミストを務める宅森昭吉氏」なので、プロもプロ。

宅森さんによれば、「モヤシは、人々の節約志向を示す代表的な食材だ」と説明、景気が回復するとモヤシの消費が減ると述べたそう。ああ、モヤシね。一時期ラーメン屋で、やたらともやしが多いなと感じた時期がある。

総務省が発表した最新データによると、6月のモヤシ購入額は1世帯(2人以上)当たり78円と、2008年7月につけた76円に近い低さだ。

宅森氏は「支出額はリーマンショック前の水準までほぼ下がってきており、景気が良くなっていることを示唆している」と述べた。

 

う〜ん、そうなんだ。リーマンショックは2008年9月ね。それからはだいたい、野菜が高かったんじゃない。2010年の夏が猛暑で、冬まで生産量が不足してる。市場にない。なんて話があったと思う。うちの奥さんは、葉もの野菜がみんな高いと言ってた記憶がある。

不景気だからモヤシの消費量が増えるのか、他の野菜が高いからモヤシを代用で使って消費量が増えるのか。後者なら、野菜に使ってる金額自体は、たぶん増えてる。

 

今年の夏も記録的な猛暑だから、7、8月からたぶん初冬までは野菜の高騰で、モヤシの消費量が増えるかもしれない。もし宅森さんの説が正しければ、ド不況という判断になっちゃうわけね。

安倍さんが消費税上げたら、たいへんなことになりそうよ。

 

私の知ってる情報では、ピザに乗っけてるエビを半分にスライスして、パッと見は変わらないけど、使用量は半分にしてるとか、そんな大手の会社だってある。

 

この記事を掲載してるThe Wall Street Journalでも、こんな風に書いている。

キノコやカット野菜、モヤシなどの生産販売をする雪国まいたけ社の広報担当者は「業界内での価格競争が激しいので、値上げする状況ではない」と述べた。

 

どう考えたって、デフレ圧力は強い。

政府が先週発表した「デフレ状況ではなくなりつつある」っていう物価動向は、アベノミクスによる円安誘導で輸入価格が上がった影響で、負の効果の方なんじゃないの。

 

 

私は景気動向、インフレ・デフレ判断にラブホテルを使いたい。時間があれば調べて『ラブホテルで分かる日本の景気』という記事をどこかに出したいぐらいだ(笑)

この『デフレでここまで安くなっていた!  都内格安ラブホテル一覧』というNEVERまとめを発見して、ビックリ。1時間1,500円とか2時間3,200円だなんて、いったいどうなってる。

池袋のことは知らないけど、渋谷でもそんな価格だなんて。

これは不景気でラブホテルが使われないのか、少子化で若者人口が減ってるからか、それとも草食化が原因なのか。

あるいは風俗で利用されてたのが、不景気で利用されなくなったとか。

どんな原因にせよ、利用者が減ってるから、価格を下げて対応してる。デフレなのは間違いないわけで。

ラブホテルに金を使わない分、例えばシティーホテルに移行してるとか、ゲームに使われてるとか、ファッションに注ぎ込んでるなら不景気ではないということよね。

NEVERまとめによれば、渋谷では約80店と書いてあるけど、ラブホテルがあった場所にO-EASTやWESTが出来たり、ファッションビルになったりして、一貫して店は減り続けているはず。それを上回る勢いで利用者が減ってるということなんでしょうか。

 

実は渋谷にある銀行はどこでも、一貫してラブホテルが景気いいと言っていた。バブル崩壊後もリーマンショック後も。そりゃあ大っぴらに、ラブホテルですよと発表は出来ないだろうけど、数字を見ての話だろうからハッキリしてる。安定の融資先らしい。

だけど統計上、業種としてはどこに入るんだろう。政府の景気動向判断にも、ラブホテルを入れて欲しいもんです。銀行員だって、そう思ってるかもね。半沢直樹でも言わないか(笑)

 

今日のBGM-286【 吉井和哉 - LOVE LOVE SHOW 】

この観客のパワー、どうよ。

わかった! そのエネルギーは、フェスに向かってるんだわ(笑)