不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

人間のカラダが、スクリーンになる時代が来る?

リアルタイムな顔トラッキングプロジェクションマッピングを組み合わせた「OMOTE」という作品が世界的にバズってる。

フェイスブックによると、作者ご本人が1日で100万アクセスを突破なんておっしゃってるし、一説には3日で300万回以上再生されたとか。実際に調べようとしても、あちこちで上げられているので、まったく不明。

とりあえず見たことない人は、こちらを。

 

 

この衝撃は、とんでもない。顔をトラッキングする技術にも驚くし、和のテイストは新鮮だ。世界的にバズるのも、ぜんぜん不思議じゃない。

「OMOTE」とは、能で使われる面のこと。8/28に行なわれるというライブインスタレーションの告知サイトには、こう書いてある。

表(おもて)とは、日本で顔、仮面を指す言葉。顔は、人の心を映す鏡であり「表(おもて)」と「裏」との境界線。日本の古典芸能として古くからの歴史を持つ「能楽」も、この表(おもて)=仮面が用いられる。能楽師は表情を持たない仮面を用い繊細な人の心象、感情を表現する。

 connpass

 

顔というより、全身に投影する作品は、数多くある。ただ、リアルタイムにトラッキングするようなものは、なかったと思う。

Apparition - Klaus Obermaier & Ars Electronica Futurelab

 

アートジャンルの中でなら、デジタルやプロジェクションマッピング以前の時代から、ボディペインティングなど、カラダをキャンバスとして使っているものもいくらでもある。

じゃあ、アートじゃないものも紹介してみる。

 

壇蜜×プロジェクションマッピングでゲームにする」というテレビ番組

これテレビ東京系のBSデジタルジャパンで、去年の6月に生放送されたそうです。どんなものか、いまいちわからない。

この動画にはテレビ東京が「3月某日、壇密の体で3Dスキャンの撮影が行われた。この撮影の目的は、電脳化。壇密­の体を電脳化し、体内にレース会場を作る。レースに参加するのは、TVの前のあなた。」と書いています。

へ? 壇密­の体内にレース会場を作る??

放送されたのは、こんな感じのようです。

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血管がコースということですから、とりあえず壇密さんのカラダは見せるために使われただけみたいです(笑)

妖しさは、目一杯伝わってきますね。やっぱりカラダも顔も、ただのスクリーンやモニターとはちがう何かが漂っています。

 

 

ディスプレイのいらないウェアラブル端末

 

パソコンからタブレット、スーマートフォンへ。そして次はウェアラブルへという話題が先行して盛り上がっています。とりあえず、ウェアラブルが普及するのかどうかという身も蓋もない疑問もありますが、Google Glassのようにレンズに情報を出すのか、それともウォッチ型でそれなりのサイズのモニター付きが主流になるのか。そんな争い中、ディスプレイなしという大胆な発想が出てきました。

 

Riotというブレスレット型。手を振と内蔵されたプロジェクターから、自分の手に投影されるというものです。

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まだ実現化されたわけじゃなく、クラウドファンディングで5万ドルの開発資金をつのっていたのですが、すでに何十倍もの投資が得られたようです。

動画もあるのですが、限定公開になっているので、見たい人はクラウドファンディングのサイトに飛んでください。

INDIEGOGO

スマートフォンと連動して、電話やメール、ツイッターなどのタイムラインを表汁ことも可能なんだそうです。

これにGoogleなどがやっている音声認識の技術を組み合わせたら、ギークじゃなくても欲しがるウェアラブル端末になるかも。

Google Glassはできること多くても、目の前でうっとしそうだし。ウォッチ型はデカイし。

 

ちがう展開で言えば、ブレスレットやネックレス、投影されるタトゥーなんていうのも出来そうだし。アンクレット型だって、あるかも。

カラダをスクリーンに使う時代が、来るかもです。