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不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

秘密はどうして笑えるほど漏れる?

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先日、取引先のエラい人から言われて飲みに行ってきた。

いきなりこれは秘密だからね、と言われて「なんですか、秘密保持契約書を交わしてるじゃないですか。大丈夫ですよ、秘密にします」みたいなことを返していた。

今どきは仕事するにも、秘密保持契約を結ぶのが一般的だ。

 

 

秘密保持契約とは

守秘義務契約とか機密保持契約とも言われるけど、要するに仕事上知り得た情報が営業上、つまり競争上、他社に漏れてしまうとまずい新商品情報とか。優位性の高い技術情報とか特許情報とか、いろいろある。

ふざけたところは、「取引で知り得た情報は全部秘密だ」みたいな契約を迫って来るところもある。

迫るというか何にも考えずに高飛車にやってるだけだけど、万が一訴えられた場合、困ることになる。例えば内装業者が「いまローソンさんの仕事が忙しくて。○丁目と□丁目に同時開店ですよ」とセブンイレブンに漏らした場合、ローソンから訴えられないとは限らない。いやでもそんな情報、競合他社は知っている。

だから秘密は何かを定義することになる。裁判になっても、すでに公開された情報とか、他からも容易に入手できる情報とかなら損害賠償対象にはならないと判断されるから、契約書にも細かく条件を書いているところもある。

そういう契約書にするところは、まあ良心的だ。

 

告知された内容は、インサイダー情報になるものだった

先に書いた取引先との秘密保持契約は「秘密だと告知されたもの」と定義されている。

そういう契約なので「秘密だからね」と言われたことで、ああーマジな話なんだとちょっと身構えた。それでもうちに知らされることって、それほど重大な秘密なわけがない。

そう、どこかでなめていたら、予想外に重大で、完全にインサイダーになるものだった。そうかそうか、漏らしたら、いろんなところで影響大きいな。

 

内容自体、うちの仕事が増えるとか減るとか、そういう影響はないから関係ないと言えば関係ない。。でも仕事を進める上で、どこかで漏れてしまう可能性もある。

そしたら責任を問われちゃうじゃない。この会社だけからじゃなくて、損害賠償じゃない法律上の責任。リスクしかないじゃん。

だから今から対策を考えといてくれという念押し。

なんでも自社内でも少人数しか知らないらしい。つまりさらに他社が絡む内容だ。漏れたら、その他社の株価に影響する。

 

ところが三日後、その秘密情報はツイッターで出回ってた

最初、偶然見つけたとき、想像で書いてるのかこいつ。と思ってツイッター内で検索してみたら、何人も書いてるのがいる。

ええーっと思って、Googleであれこれ検索してみたら、どこも引っかかってこない。書かれてたとしても、まだインデックスされていないってことか。

ってことは今日、出たばっかりなんだな。

すぐにツイートのURLを、その飲んだエラい人宛のメールに書いて送っておいた。すでに「公開された情報」になってしまってますよってことを。

そして私からじゃないってことを伝えておくために。

そのうち書いているマイナーなサイトも発見できた。出ている情報は正確だ。うーん、どう考えたって、相手側から漏れたとしか思えない。あるいはリークかも、ってことになった。

 

アップルの新製品情報は、なぜ出てこない?

テック情報を掲載しているサイトなどでは、推測記事が出ることはよくある。アップルの社員が新iPhoneの試作品を、バーかどこかに忘れたという写真が出たことはある。

だけど詳しい、正確な情報は出てこない。じゃあ巨大企業なのに社員や関係者が知らないかというと、そんなわけがない。

工場だったり取引先などは発売のずっと前から稼働してるんだし、世界中の販売店だって、少し前には売り方を含めた情報が入ってなきゃおかしい。

それでも漏れないのは、漏らした個人や企業、そして取り上げたメディアを訴えるからだ。たぶん、ですけど。

 

だけどアップルはなぜ、自社がイベントで発表するまで、情報を出さないようにしてるんだろう。それはジョブスがプレゼンをやってた時代から、発表のインパクトをMAXにし、発売時にはファンに行列させるという戦略なんだろう。

正式発表前から情報を小出しにしたり、ティーザー的に煽るという手法だってあるけど、それではインパクトがMAXにならないという考え方なんだろう。だから情報を統制する。

 

ツイッターはバカ発見装置なだけじゃないのかも

以前はバカをやった写真をツイートすることが、問題になることが多かった。高級な飲食店などのアルバイトが芸能人の「○○と××が来た」みたいなことが、問題になることが多かった。

ところが最近は、その手の話題が出てくることは少ない。

それはやはりテレビでもさんざん取り上げられたし、サービス業では従業員すべてに客についてツイッターなどに書くことを禁止した雇用契約に変えて行ったからだ。

 

ただ、今回私が経験したことは、単なるつぶやきを装って事前に煽る。それをまたネットメディアが書くという手法がありそうだということ。

発見した日はけっこう驚いたんだけど、よくよく考えてみたら、ずいぶん前からNAVERまとめなどでは、そういう仕組みを疑わせるまとめがあったりする。

もしかしたら手法として、確立されてるのかもね。

 

今日のBGM-364【 AZUMA HITOMI  - TOP SECRET MAN 】

このカバー、面白いじゃないですか。プラスティックスというより、電気グルーブ的なアレンジね。