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不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

六本木はヒルズクラスのビルがあちこち建設中で、バブルの様相

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都心をうろうろしている人なら、こんなの人手不足になるの当たり前ってぐらい、このところあちこちで大規模開発してるのご存知ですよね?

新宿駅新南口、渋谷駅、目黒駅東口、虎ノ門、神宮前、そして六本木界隈。私のうろつく範囲だとそんなぐらい。なんだっけ、容積率の緩和とか経済特区指定があったんだっけ。ああ、東京オリンピックに向けての開発か、ぐらいに思ってた。

 

 

先日も仕事の移動で人のクルマに乗せてもらって、アークヒルズから六本木交差点方向に向かっていると、かなり大きなビルが建ちそうな様子だった。思わず「ここもかよ」と声に出したら、運転している人がこんなことを教えてくれた。

 

知らないところで、バブルに突入している人たちがいるみたい

乗っけてくれた人が言うには、六本木の別の場所で建設中のビルに行かなきゃいけない仕事があった。

偶然、現地でその会社の社長と一緒になり、なんと六本木ヒルズの会員制クラブでランチをごちそうになったと。一応、広義の建築関係の会社だけど、有名でも特殊な技術があるわけでもない。たぶんゼネコンの孫請けぐらいだろうと。

しかも自分に豪華ランチで接待する意味なんて、関係を考えるとまったくない。あれはその場所を使いたいけど、使う機会がほとんどない。使いたくてしょうがないから、ごちそうしてくれたんじゃないかということだった。

はぁー、一度ぐらいはそういう目に遭いたいもんだ。
しかしいったい何が起こってる? 検索してみたら、これかというのがあった。

 

アジアヘッドクォーター特区って、いったい何?

東京都が作った『東京の特区』というウェブサイトがあった。その中に国家戦略特区とは別に「アジアヘッドクォーター特区」というのが書いてあった。
なるほど、これか。

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特区の種類|東京でのビジネスを強力にバックアップする特区

 

ここから抜粋すると

(区域)
東京都心・臨海地域、新宿駅周辺地域、渋谷駅周辺地域、品川駅・田町駅周辺地域、羽田空港跡地

(目的)
東京の国際競争力を向上させ、更なる成長へと導くため、アジア地域の業務統括拠点や研究開発拠点のより一層の集積を目指し、特区内への外国企業誘致を推進します。

事業内容)
新たに特区内に進出する外国企業に対し、税制優遇をはじめ、規制緩和や財政・金融支援のメニューを用意しています。また、外国企業が特区内でスムーズにビジネスを展開し、従業員とその家族が安心して生活できるよう、英語でのワンストップ相談窓口を設け、ビジネスから生活に至るまでの支援を行っています。さらに多言語での情報発信や災害に強い高機能オフィスの提供、ビジネス環境・生活環境の整備も進めています。

 

なるほどね。地図を見ると、新宿や渋谷なんて小さいもんなんだ。皇居の周囲をグルッと南西から丸の内のエリア、そこから東京湾までが一大外国資本向けエリアになるのか。その核が今のところ、六本木周辺エリアになっててゼネコンが群がってるわけね。ふーん、そりゃあバブルになるはずだ。

しかし、これってなぁと思うことがあった。

 

第二次世界大戦後、GHQが接収したり、住んだエリアかも

詳しくないけど、麻布から広尾にかけてのエリアは、外国人向けのマンションが多い。つまりなんでもデカくて、靴を脱がないタイプのやつね。
なんでだろと思ってたら、六本木って昔から陸軍がいた場所で、敗戦後、軍の施設はGHQに摂取された。GHQの本部は丸の内だったらしいけど、進出してきた外国人が住んだのが麻布から広尾だったらしい。
という流れが、ずっとあるらしい。

もちろんそれで、表のビジネスだけじゃなくて夜の賑わいもあり、このエリアの賑わいがあるんだけど。アジアヘッドクォーター特区というのは、その拡大版で、バブったれという狙いのように思える。


しかし税制優遇とか書いてあるけど、具体的にはどうすんだろ。シンガポールに対抗するなら、交際費全額経費化とか、いろいろあるけど。

ある六本木の大規模開発のところを通りがかったら、建設主は外資で、本社がタックスヘイブンにある会社だった。構想はいいけど、不動産関係や飲食店が賑わうぐらいで、税金はほとんど日本に落ちないとかってことはないよな?

 

新しい大規模ビルは、均一の賃料じゃないですから

クルマに乗っけてくれた人は、「だからこのあたりは古いビルなんて、なくなるらしい」と言ってた。私は、いやいや、そんなことは絶対ないわ。

今、どこでも古いビルは耐震強度も建築法の基準を満たしてなかったり、アスベストの調査をしてなかったりして人気がなく、賃料が下落してるそう。だけど六本木ヒルズみたいなビルばっかりになったら、今あるほとんどの中小零細はやってけない。だから根強いニーズは、いくらでもあるし。

 

しかもね、有名なビルのテナントの埋め方はこうですよという話をした。

たいがい建てる前には、目玉になる有名企業の入居が決まってる。だけど、その会社はまともに表向きの賃料を払ってるわけじゃない。

有名じゃなくても外資なんかは優遇されてる。それは客引きのエサみたいなもんらしい。ある会社に行った時、なんですかこの広大な打ち合わせスペースはと聞いたら、◯◯ビルがタダで使ってくれというから、急遽作ったんだよと教えてくれた。当初借りてたのは、フロアの約半分。もう半分は建ってからしばらく経っても埋まらなかったので、無料で使ってくれということになったらしい。

まあ、そういう話はけっこうある。悪いってわけじゃないけど、バカを見るのは、無名の日本企業だ。正規の賃料を払って、巨大なブランドビルを支えてるってことね。

 

 

雑多な多様性がないと、無味乾燥な気持ちの悪いエリアにしかないないわ。特に六本木の中心あたりは、国籍レスの猥雑さが街の魅力なんじゃない。まあ再開発ラッシュのおかげで、中心エリアは古い雑居ビルでも賃料は上昇傾向らしいから、どこまで多様性が残るのか分からないけど。

 

今日のBGM-373【 UNDERWORLD - JAL TO TOKYO 】