不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

もたない男って、増えてます?

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堺雅人さんも、すぐ捨てる男だそうです。ボールペンは家に1本だけだし、輪ゴムも捨てると聞いて、なにか修行僧というか、哲学的な清さがあるのかと思ったり。

それでなんか思わせぶりな写真撮っちゃったわ(笑)

 


下は中崎タツヤさんの仕事部屋の写真。押し入れの中にあるのは、ガスコンロだけ。入居時にあったものなので、捨てられず、外して押し入れに置いてるんだって(笑)

 

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これは2010年に出た本の文庫化。『じみへん』の中崎タツヤさんが書いてるんだけど、あの漫画を書く人が、捨てずにはいられない性格だなんて意外も意外。断捨離には、ほとんど興味ないけど、この内容はけっこう衝撃的でもしかして心の病か?と思いながらも、けっこうスガスガしい。

 

Amazon もたない男

 

 

私もけっこう捨てるようになってきたけど、それは捨てないと部屋が狭くなるから。本なんて、年2回はごそっと売りにいかないと溢れかえる。いまでも本棚には二重三重に重なっているというのに、どんどん買ってどんどん捨ててる。
結局、資料なんだって置いてても1年間読みなおさなかった本は、5年経っても読まない。だから売る。読まない本を置いとくのは、カラダの垢みたいなもんだ。

そうは言ってもレコードは、どんとある。希少なのもあって、かつては高い値段が付いてたのに、きっと今売りに行っても、逆に処分する金をよこせと言われるのがオチだ。それなのに、なんで捨てもしないかというと、なんか「もったいない気がする」からだ。
執着してるのかな。いやぁ、そんなことはないと思うんだけど。

あ、それから武道関係のビデオだ。DVDならまだしも、ビデオは場所を取る。ホコリが付くのに、ずらーっとある。ビデオは絶対いらないよなぁ。どうせ売れないだろうと置いたままにしてるけど、試しにDVDをブックオフに売りに行ったら、なんと50円だった。定価5500円ぐらいの、DVDが50円かよとガックリ来た。ガックリ来たからと、見もしないDVDやビデオが大量にある。

だから堺雅人さんや中崎タツヤさんの境地とは、ほど遠い…


だけど、中崎タツヤさん、こんなことも書いてる。

ボールペンのインクが減ってくると、減った分だけ長いのが無駄な気がしてきます。ですから、ちょっと書きづらくなるんですけれど、インクが減るごとにボールペンの本体も短く削っていきます。その作業はすごく面倒です。面倒ですがやり遂げると、精神的にはすごく落ち着きます。
傍目からすると、真剣な表情でカッターでボールペンを削って、作業を終えると達成感でニヤニヤしているおやじなんておかしいでしょう。
自分でもそう思います。

 

ここまでくると、不要なものを所有しないどころじゃなくて、やっぱり病気かと(笑)
削ってる様子は、鬼気迫ってるかもね。

 

断捨離って、突き詰めれば出家みたいなものでしょう。元ネタは、ヨガの「断行・捨行・離行」だとか。度が過ぎると、世捨て人みたいになったり、悪用されると宗教の喜捨という言葉で、全財産まで差し出したりね。
中崎タツヤさんはそこまで行ってないから、読んでても刺激的で新鮮な発想というところで、留まってるのかな。 

もたない男 (新潮文庫)

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