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不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

横浜のマンションが傾いただけのことなら、まだいいけど

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三井不動産グループが販売したマンション、パークシティLaLa横浜が傾いたということで騒ぎになってる。三井住友建設も、施行した旭化成建材も株価が急落しているという。なんかフォルクスワーゲンみたいな状況ね。

超大手が偽装?してただなんて、何を信じればいいのって気分みたいだけど、そもそも信用するのが…

 

 

3.11でも、けっこうな騒ぎだった「ららぽーと横浜」

 

パークシティLaLa横浜というのは、ららぽーと横浜が出来てから造られたマンション。ららぽーとに隣接したマンションという付加価値で、そこそこの値段が付いてたそうだし、維持費も高いそう。

というのは、元々工場地帯だから土地の値は安い。LaLa横浜がかかるかどうかは不明だけど、あのあたりは鶴見川の氾濫危険地域。今も周囲は大きな工場が建ち並ぶけれども、ららぽーとができてから、商業地化が進んでる。

 

三井不動産は、そんな付加価値がむしろマイナスの場所に、むしろマイナスだから広大な面積を確保できるんだけど、マンションもららぽーとも2007年に完成した。ここは複合施設。

もしららぽーとがなければ、工場地帯なんだからそもそも付加価値のないマンション。ららぽーとの中には、イトーヨーカドーからTOHOシネマズや家電店、ファッション、飲食までなんでも揃う。フィットネスジムも隣接してる。その後周囲の地価も上昇の一途で、デベロッパーとして、すごく上手。

 

ところが4年後の2011年東日本大震災で、けっこう被害があったと聞く。横浜市の震度がどれぐらいだったのか知らないけど、他の商業施設ではあまり話を聞かない。川崎でシンフォニーホールの天井が崩落したり、町田でコストコの駐車場が崩れたとかっていうのはあるけど、ららぽーと横浜周辺ではあそこだけだ。

駐車場の一部が使用できなくなったり、3.11のオープンだったマツモトキヨシは壁が崩れ、商品がぜんぶ落ちてしまい、従業員も客も呆然としたという話を聞いている。

 

 

そのことと、パークシティLaLa横浜の偽装とが関係あるのかどうかは知らないけど、造りに問題があるといって、とっくに売却した人たちは複数いる。その本人を知らないので、欠陥があったのか、使い勝手が悪いとか、安普請なのか、具体的なところまではわからないですけど。

 

 

 

2020年に向けて欠陥マンションや欠陥ビルが量産される?

 

地価の安い工場地帯が大規模再開発で先端的なアーバンライフに生まれ変わるというのは、武蔵小杉も同じだ。知ってる人たちは、ロクな土地じゃないというがタワーマンションが建ち並び、近未来的な都市になりつつある。

 

安い埋め立て地にタワーマンションが立ち並び、一躍トレンドエリアになったのは豊洲も同じ。豊洲には、ららぽーと豊洲がある。ってまあ、たぶん偶然じゃない(笑) 三井に限らず、大手デベロッパーが儲けようとすれば、当然そういう場所を高層化して、中核になる商業施設を持って来て、突如生まれたあたらしい街に仕上げるのが当然だろう。

 

 

先日、証券会社の人と話していて、話題は地価の暴落はいつかということに。一般的には、2020年の直前みたいな話が多いけど、永住とか長く住むことを考えていなくて、いま自慢できるステータスとしてタワーマンションを買った人なら、そろそろ売却し始めるだろうという気がする。ここに書いたような場所なら1年後には暴落してても不思議じゃないと思う。そういうババ抜きなんじゃないの。

豊洲のタワーマンションは、3割が中国人で、自治が成立しにくいなんて話もあるし。

 

でも私がもっとキケンだと思うのは、地価がどうのより、都心のこの常軌を逸したような建設ラッシュ。現場で働く人たちは、いままでいったいどこにいたんだ。人手不足なんてもんじゃなくて、資材から建設機器まで不足しまくってるんじゃないのと思う。

 

パークシティLaLa横浜が造られたのは、2007年。デフレによって、下請けの叩く構造が当たり前になり、下請けは材料を水増ししたりして利益を確保してたんじゃないだろうか。LaLa横浜のような付加価値のあるマンションでも、あらゆる業界が、デフレインフレに関係なく、叩けるだけ叩いて高利益を確保するという体質になっているのかもしれない。

 

3.11以降は復旧事業で、建設土建業界は潤った。高級外車のセールスマンがこぞって、被災三県に行ったというぐらいで。第二次安倍内閣以降は、国土強靭化計画による公共事業や、都心は経済特区でどこも工事だらけだ。そして2020年のオリンピック需要。

私はこの状況は、手抜きじゃないと進まないんじゃない?と思う。だから地価の暴落以上に、欠陥建築物だらけで負の遺産に長期間苦しめられることの方がオソロシイという話をした。

 

証券会社の人がいうには「そんなこと言ってたら、何もできないじゃないですか」と。ホント、そうだ。ヤバい、ヤバそうだと思ったところで、一般人には何も止められないし。できるのは、近寄らないことだけよね。

 

 

2007年に『不動産は値下がりする!』と予言したリクルート創業者

ららぽーと横浜が出来た年に、供給過剰で首都圏の地価は値下がりすると予想した。現在のところ、この予想は当たってないけれども、その理由はというところよね。