不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

戦場以上のストレスだという通勤電車で、死なないために

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しかし今日はヒドかった。遅延どころか、改札の入場規制まであってどうしようもなかった。雪が降って、積もって運休とか遅延って年に1、2度あるけど、あちこちで乗車率200%超えだったんじゃない? 今日はちょっと特異日としてちょっと話が別ね。

 

 

 

日刊SPA!に“満員電車のストレスは「本物の戦場以上」”というタイトルの記事がある。読んでみると、テキトーな内容だわ。戦場以上のストレスって、どういう根拠なんだか。どんな調査だよ。読んでも、ぜんぜんわからない。



満員電車の乗車率ランキングで1位になってるJR京浜東北線は、混雑率200%と書かれてる。7位までは180%を超えてるし、驚くような混み方だけど、それは時間と区間が限られてる。京浜東北線は8時-9時の上野-御徒町間ってことだから、そこを避ければいい。日比谷線だってあるしね。
まあ確かに通勤ラッシュは、大変だけど。

 

私は日々のラッシュより、満員のままの遅延だな。今日みたいな雪による遅延はしょうがないにしても、事故、故障、その他、さまざまなトラブル。

 

先週の三連休明けの火曜日、朝乗った電車は40分以上遅延した。どこかの駅でお客さまの荷物がドアに引き込まれ、さらにどこかの駅で気分の悪くなったお客さま対応でどうのこうのだし。満員のまま、止まったりとろとろ動いたり。かなりの時間、空調が入ってなかったから蒸し蒸ししてくるし、大変だった。なんでそんなトラブルだけで、40分以上も遅れるんだよと思ってたら、こんなニュースもあった。



まるでホームに人が降りたから1時間止まった、みたいに思えるけど、ほかのトラブルもあり、そんなに長い時間止まっちゃったみたいだ。
「会社の大事な会議に間に合わない」から電車のドアを開けて歩いたおっさんにとっては、会社も戦場、電車の中も戦場なんだろう。こいつがいなければ、ほかのトラブルだけだから10分遅れですんだかもしれないし、30分遅れだったかもしれない。だけど自分が原因でストレスを広げて、戦場を拡大しちゃったわけね。

雪は自然のものだから、人間が完ぺきにコントロールするって不可能だけど、自分の都合しか考えない人たちが、結果としてはイライラやストレスを広げて行く。

 

電車が遅延したので遅れましたという理由が通らない会社って、どれだけあるだろう。あることはあるだろうけど、そんな会社はヤバい。飲食店とか美容院とかショップ系で、自分が行かないと他のスタッフも入れないし、予約のお客さんも来ちゃうとか、切羽詰まった状況にいる人なんて、いくらでもいる。

今日だって朝、「誠に勝手ながら、雪のため営業を◯◯時からとさせていただきます」みたいな貼り紙を何件か見た。従業員が揃ってなかったのね。

 


私が閉じ込められてるときも、あちらこちらで電話がなったりしてた。多くは高齢者だ。電話してんじゃないよと思ったけど、高齢者同士のやりとりならメールを使う習慣がないかもしれない。打つのは大変なのかもねと思ったら、さほど気にならない。会社に「遅れます」と電話してても、周囲でイラつく人は少なそうよ。

そう、自分の気持ち次第。周囲に寛容で、しょうがないことはしょうがないとあきらめれば、どうってことない。私だって満員電車はヤだけど、けっこう大事な時間。今まで何度か書いてるけど、それなりに空いてれば本読んでるし、ある種のトレーニングしてる。

私が電車で座らない理由

バランス良く立ててれば、電車の振動でカラダがゆるむしね。そういう状態で何十分も立ってれば、マッサージもストレッチも必要なくなる。電車の中でやれることは、いっぱいある。
だけど満員どころか、超満員になってきたらどうするか。本も読めないしスマホもいじれない。あっちこっちから押されて、ゆるめることも出来ない。

そんなとき、私がやっていることがある。もちろん片足でしか立てないような状況じゃ無理だけど、そこまでじゃない状態のときね。
まず足はT字に近い感じで立つ。これだと面積をとらなくても、安定してて、どこから押されても、どの方向にも強い(もちろん後ろから腰押されたりすると、ダメだけど)。


膝をゆるめて少し曲げ、左右の足裏2点をメインにして立つ。たとえば右足の小指球と左の踵とかね。状況に応じて、左右の組み合わせを変えていくわけね。

 

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それで何するのかって? 

瞑想するんです(笑)

 


いやあの、瞑想なんてできるかよって声が飛んできそうですけど、ただ心を空っぽにするだけなんです。つまりは何も考えず感じず、ぼーっとするだけ(笑) 満員電車の中で見渡すと、そんな感じの人、けっこういるもんです。
そんなの瞑想じゃねぇわと怒られそうですけど、中村天風先生のことを書いた本に、そんな風に書いてあります。

 

既存の多くの瞑想法のなかには、ただ集中をはかるだけ、というものがありますが、集中は瞑想ではないのです。集中から解放された瞬間、心が空になり、無我無念に入るのが瞑想なのです。集中し、いかに効果的に集中から心を解放して瞑想にいたるかということが大きな問題なのです。

あなたもすでに瞑想を体験している?

実は、心を空っぽにしたり、無我無念になったりすることは、多くに人が日常的に経験していることなのです。ただ、それはあまりに短い時間なので、正しくは瞑想と呼べませんが。また多くの人はそういう自分の状態に気づいていないものです。

 


どうでしょう。中村天風風瞑想だとOKですよね(笑)
この本、ずいぶん前に読んで、そのときは「んなアホな」と思ってましたが、私は瞑想だろうが、瞑想じゃなかろうが空っぽになれる時間って貴重だし、いいもんだと思ってます。

そうやってほげーっとしてる人が多ければ、電車内のイライラをかけ算にしなくてすむんじゃないの。

 

 

中村天風は、ヒマラヤで修行し日本初のヨガ行者と言われています。っていうか、第二次世界大戦中は、スパイだったそうですし。一言で言えない人ですけど。

中村天風 - Wikipedia



今日のBGM-405【 トーフビーツ - 朝が来るまで終わる事のないダンスを 】 

 

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今日の激込みの電車の中で、ギャルっぽい営業らしきふたり組が、どどっと人が乗り込んできたときに「全力で帰りたい」と言ってた。本当にイヤそうでもなかったし、私は思わず笑いそうになって、堪えるに必死だった

なんとしても間に合わせなきゃという気持ちより、帰れたら帰りたいと率直に嘆く方が、精神衛生上いいだろうし、まだイライラを周囲に感染させなくていいんじゃない。