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不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

コストカットの考え方とデフレの関係

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先日、取引関係のない、ある大企業から電話がかかってきた。

うちの会社の取引先とブランドの買収などで、経営的には一体化しているので、電話がかかってきても不思議じゃない。

聞くと、コンペに参加してくれという。採用されれば数万円だという。は? 数万円でコンペする? 採用されなければタダ働き。 

 

 

その内容は、ここで採用されればその後、少なくとも2年以上さまざまなところで使用されるもののアイデアだ。たぶん、その会社の目論見としては、深い取引関係にあるところを競わせてアイデアを募り、数万円払って、以降の展開は少しだけ変えたものを、安いところにやらせる腹だろう。

 

絶対に参加したくないけど、いままでの取引先との関係を考えると、義理でも出るしかない。

オリエンに行くと、著作権法違反なのは明らかだけど、それを騒ぐような関係のところは、どこも来ていない。うちは騒いでもいいんだけど(笑)

 

しかしそれよりもオリエンに行って、唖然とした。社長以下、取締役が2名、部長が1名、その他の管理職や担当者などが5名。

著作権にまで抵触するようなコンペで、成果報酬は数万円。そのオリエンテーションに、こんなメンバーで臨むってバカ? オリエンって説明するだけだからね。

これはいろいろ希望を言いたい人が大勢いるってことじゃなくて、誰も結果の責任を取りたくないから。成功すれば私がやったと言いたくて、失敗すれば自分以外の人たちのせいにできる、みたいな無責任体制。

 

まるで豊洲市場の盛り土の問題みたいじゃない。歴代の市場長は誰も知らないといい、誰が決めたのかわからないというアレみたいでしょ。

 

仮に社長の年俸が3000万円だとすると、社会保障費や福利厚生やさまざまな経費で最低でも6000万以上の給料関連コストがかかっているはず。役員がふたりいるから、実質的に1億円以上の給料コストだろう。

あくまで、ざっくり仮の数字だけど。年間240日稼働するとして、1日あたり416,666円。1日10時間働いていたとして、1時間あたり41,666円。

社長と取締役2名が一緒に行動して、こういうコンペにしましょうと決めるのに2時間。オリエンプレゼンで4時間。選考するのに1時間かけるとすれば、まあ最低でも30万円以上の給与コストを使っているんだろう。

 

自分たちにアイデアがないから外に依頼するわけだけど、成果報酬よりもはるかに高い給与コストがかかる自分たちの時間を使ってる。

自分では考えないし、作らないし、決めないし。という経営陣が増えていて、でもコスト削減はしなきゃいけないからと、こういう流れが増えているような気がする。

豊洲市場のことを書いたけど、考えないし、作らないし、決めないしというのは、お役所仕事的だ。外に向かってはコストダウンを言っても、自分たちの仕組みに膨大なムダを抱え込んでる。

 

考える、作る、決める側にならないで、なんとなくみんなで決める側に回ろうとする人が多ければ、デフレは止まらない。しかも無責任体制は続くのよね。

 

今日のBGM-426【The Chemical Brothers - Wide Open ft. Beck

 

Amazon - Born in the Echoes/ケミカル・ブラザーズ