不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

ロックは、おっさんのものか

先日、雨の中昼を食べに出たときに、あ、そうだ、ボーイ・ジョージの新譜が出てるんだと思って、タワーレコード渋谷に行った。

 

ボーイ・ジョージはカルチャークラブで一世を風靡した人だけど、いつしか音楽の世界から忘れ去られていた。昨年末、イギリスで出た復活アルバムが評判になってると聞いて、Youtubeでチェックしたら、これがスゴい! シブい。

Boy George - My God  

これは買わなきゃと思ってた。アルバムでちゃんと聴かなきゃと。

 

This Is What I Do

This Is What I Do

 

 

 

もう一枚。前に、カバーダンスが、『Happy』でゆるく増殖中を書いてるぐらいで、ファレル・ウィリアムスはとても好きだし、何をやるんだろうと期待させてくれる。

『Happy』も入ってるアルバム『GIRL』が発売されてる。これもアルバムで買わなきゃだ。最近の私はCDを買うことなんて、めったにない。Youtubeで十分だし、CDを買いたいと思わせられるような音楽がなかなかない。 

Girl

Girl

 

 

それに今、新しいのをiPod shuffleで聴くことはたまにあっても、iPhoneで聴くことは、まずない。だからYoutubeにもなくて、1曲だけダウンロードで買うなんて気にはなかなかならない。デカい音量でクルマで聴きたいという音楽ならCDで買う。

あ、なんか意味不明よね。自分でも、理解できないんだけど(笑) クルマにもiPhoneつなげるから、いまいち矛盾してる。たぶんクルマにCDを入れるという行為が好きなのね。

 

それにしても、この2枚並べると、ゲイと女好きのコントラストがいいね(笑)

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そしてもう1枚、ブライアン・イーノアンダーワールドのカール・ハイドの共作も出てるはずだと店内に入った。

 

1階には、新譜の売れ筋が置いてある。ファレルの『GIRL』は置かれてるだろうけど、ボーイ・ジョージはないだろう。イーノ&ハイドもないよなぁと思って、とにかく4階に行ってみよう。

 

リニューアルで変わったフロア構成

タワーレコード渋谷店は1年ほど前、リニューアルしてLIVEを強化した。地下では頻繁にインストアライブをやってる。

3階は、入ってないけど、エスカレータ上がったところは、完全にアニメが占拠してる。J-POPのイメージはない。

 

4階はSOUL,R&B/DANCE,HIPHOP,CLUB MUSIC,REGGAE,WORLD MUSICなど。あったあった、ファレル・ウィリアムスの『GIRL』は大々的に並べてあった。

だけど、ボーイ・ジョージはない。フロアをぐるっと回って、けっこう驚いた。J - HIPHOPやJ - REGGAEなんていうコーナーがけっこう大きくなってる。そして春休みで何かイベントがあるのか、女子高校生ぐらいの子たちがたむろしてた。

 

端末で検索すると、ボーイ・ジョージは5階だと出た。カルチャークラブの後はDJやってたはずだけど、CLUB MUSICにもDANCEにも入らないのね。

やっぱりROCK/POPになるのか。

 

フロアの構成はこうなってる。

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ボーイ・ジョージの新譜『ディス・イズ・ホワット・アイ・ドゥ』は、新譜のコーナーで目立つディスプレイになってた。

しかし5階、おっさんだらけだ… 

前から昼間に行くと、タワーレコード全体がおっさんしかいなかった(笑) まあCD買うのはおっさんだしなぁと思ってたんだけど、4階に女子高校生がいっぱいいて、5階はおっさんしかいないというのは、どういうこと?

 

以前は、私が買うようなエレクトロニカやクラブミュージックとロックは、同じフロアにあった。でもこのフロア構成と現実の客層を見ると、若者を呼び込むためのものなのね、と理解した。

3階のJ - POP、アニメ関連中心で、若者で草食系やオタク系

4階はJ - R&BやJ - REGGA中心で、若者でも肉食系

5階はロックオヤジ

6階はジャズジジイ

7階はクラシック、アンビエントエレクトロニカなんかだから、CD百貨店の意地。ただ7階は、新しく聴こういう人たちが、深堀するジャンルかなと思う。

ざっくり言うと、こういう感じ?

 

5階のブライアン・イーノ自体が、ROCK/POPのコーナーに仕切りがあって「7階AMBIENTのコーナーにあります」と書いてあった。

いやいや、イーノはアンビエントだけじゃねぇわ。ROCK/POPのコーナーに置いといてくれよと思う。

イーノとハイドの新譜はまだ出てなかったけど、私が3枚買おうとしたら、4階5階7階に行かなきゃいけないってことね。私みたいな好みの人は、マイナーだと分かってるけど、それにしても。

関連するジャンルというより、年齢層メインにし、その次に趣味趣向を考慮したフロア構成なのかな。

 

まあもうロックが中高年のものになったのは、間違いなさそうね。特に洋楽はね。

 

ロックが、どんどん聴かれなくなっている理由

公表されているデータを見ると、けっこう以前からCDや有料のダウンロードで音楽を“買っている”量は減っている。試聴するのが増えているのは、Youtubeなど無料のもの。

そして買われているメインは、J - POP。

 

たぶん、ジャンルを問わず発表される曲数は増え続けている。それは既存の音楽産業だけじゃなくて、個人が発表するものも含めると、増え続けているのは間違いない気がする。

自分自身のことを考えると、数年ほどは、自分でDTMで作りまくって、そればっかり猿のように聴いてた。なんていうか、曲として完成しなくても、自分の好きなサウンドを自分で作ってるんだから、そりゃあ好きだわ(笑)

 

21世紀になってからは、すでに新しいものはなく、焼き直しとテイスト替え、BPMとボーカリストを変えました、みたいな音楽ばかりになっているんだから、販売されている音楽より、自分で作る方が楽しいという人が増えたっておかしくない。

 

そればかりじゃなくて、サウンドが根本的に新しくなければ、あとはアーティストなりグループのキャラクター。HIP HOPやラップは、そもそもコラージュだったりフォーマットだったりするし、キャラクターで左右される要素が強い。それならいっそ、似た曲を作ってパクリと言われるより過去のヒット曲のカバー作品を出した方が安全じゃないかというのも、音楽産業的には当然の流れ。 

 

 

アイドルだけじゃないけど、アイドルで考えるとわかりやすい。AKBやモーニング娘。は、グループ名というフレームがあって、人が入れ替わっていくシステム。カバーは、楽曲というフレームがあって、人が入れ替わっていく手法。 

そうすると最初から、反応してくれる年齢層が広い。

 

ところがロックの場合、特に洋楽は、曲とキャラクターの結びつきが強力で、ミック・ジャガーの代わりはいないでしょう、みたいなね。なかなか継承されないよね。ヒットもしない。

 

映画『ドラゴンタトゥーの女』のサントラで、ナインインチネイルズのトレント・レズナーアッティカス・ロスが、Led ZeppelinのImmigrant Songをカバーしたもの。

 

The Girl with the Dragon Tattoo Opening Sequence

カッコイイ! でもなんか違う(笑) 

ツッペリンのファンじゃない私でさえ、やっぱりロバート・プラントジミー・ペイジとは違うよねぇと思っちゃうんだから、困ったもんだ。

 

Aerosmith & B'z   Train Kept A Rollin

去年も共演したらしい。これもカッコいいけど、だけどエアロスミスの長年のファンだった私は、なんでB'zと組むんだよと、ちょっとムッとする。

エアロスミスのライブには、3回行ってるし、アルバムは10数年間買い続けてたけど、さすがにもう買わないし、聴かない。それなのに、文句だけは言う(笑)

 

そう、私にしてもロックはとっくに終わったものなのね。

過去のものを、若者が深堀してくれるようなジャンルじゃないのかも。