不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

METAFIVEをテクノフリークだけが聴いてるのは、もったいない

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http://sp.wmg.jp/metafive/

 

 

音楽を聴くのはクルマの中が圧倒的に多いんだけど、デヴィッド・ボウイがなくなって以降は、ボウイばっかり聴いてた。でも1月13日以降は、METAFIVEと交互にかけてる感じ。両方とも1ヵ月以上聴いてても飽きない。
どれだけデヴィッド・ボウイの曲が好きでも、亡くなって悲しいという気持ちはほとんどない。クルマを運転するには、METAFIVEの疾走感の方があう。いやMETAFIVEは、そんな疾走感より、カッコイイわって言葉の方がピッタリ来る。

 


METAFIVEのファーストアルバム『META』は、1月13日に出た。発売前に発表された『Don’t Move』のMVがカッコ良すぎだったので、すぐ買いに行った。

 

METAFIVE - Don’t Move

 

なんだろ、このカッコ良さは。新しいことはなにもしてないのに、カッコイイ。クルマで聴くには、ピッタリでしょ。
上と下の2本のMVでテイ・トウワは、ほとんどの時間マネキンだ。そういえば自分のMVでも、いつからか本人がほぼ出なくなったよな。クラフトワークっぽくって面白いけど。

 

METAFIVE  Maisie’s Avenue

 

そうそう、ミュージシャンだけ呼び捨てにすると良くないけど、メンバーは高橋幸宏 × 小山田圭吾 × 砂原良徳 × TOWA TEI × ゴンドウトモヒコ × LEO今井で、高橋幸宏に率いられたYMOチルドレンだ。このYMOチルドレンって言葉もビミョーだけど、日本のポップスの流れの中に、YMO系の人脈が繋がってるのは確か。

 

「META」リリース インタビュー

 

『META』がYMOっぽいかというと、ワザと音色やフレーズを出しているところはある。往年のYMOファンが、ヒャっと喜ぶように。
私も往年のファン。なんたって、偶然だけどYMOの初ライブを見た。でもどちらかというとそんなオマケは必要ない。今はもうYMOを聴くと、どうにも古くさくて。テクノドンはいまだに聴けるけど。


キリンのCMで共演して、それ以降の三人は年相応に枯れていて、それはそれでいいんだけど、枯れた音を日常的に聴きたくはないって感じだわ。特にクルマで枯れた音は、かけたくもないなぁ。

 

METAFIVE - Luv U Tokio

 

タワーレコードTwitterによると、売れてるらしい。


Amazonなんかでも多くの人がYMOとか、テクノとかテクノポップとの絡みでのレビューを書いている。私もそうなっちゃった(笑) でもYMOうんぬん関係なしに、評価される音だと思ってる。テクノポップっぽいのもニューウェーブっぽい音もあるけど、ロックでもあるし、あんまりジャンルは関係ない。


『META』は(おっさんばっかりだけど)若々しくて複雑で、しかも疾走感があってカッコイイ。そんな音です。

 

 

Amazon - METAFIVE META

 

元は2014年に“テクノリサイタル”というライブで集まったメンバーが「Yukihiro Takahashi & METAFIVE」になり、今回METAFIVEになったということだけど。
できればこれからは、YMOスケッチショウの曲を演らずに活動して欲しいな。

 

 

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