無地のオックスフォードが、シャツの中で最強なんです
2年前に白いTシャツって、難しいよな。リーズナブルな値段で探すと、どうしてこんなに難しいんだろう。とフツフツと自分の中でモヤってたことをブログに書いたら、いまだにけっこうなアクセスがある。
世の中、おっさんの仕事着は、ノーネクタイでスーツ。シャツは襟の高いのばっかりで気持ち悪いぞ。なんだよVネックとかベージュのインナーって。
という、自分の少数派な価値観をテキトーに書いてみたら、思いの外、似たようなことを考えている人がいるのかな。
もしかしたら、乳首透けがヤなだけの人が多いのかもしれないけどね(笑)
だったら書いてみようと思ったのが、オックスフォードのシャツのこと。若者は白いオックスフォードを着てたりするけど、おっさんになるとさっぱり見かけない。
私は仕事でもプライベートでも、オックスフォードのシャツが大好きだし、便利だし重宝してる。洗濯してアイロンをかける必要もないし、最初から風合いがあるけどシワにはほぼならない。
シャツだけしか着てなくても、風合いがあるから雰囲気がある。
アンダーシャツが薄くて乳首透けてても、上がオックスフォードなら、透けることはないし(笑)
などなどオックスフォードシャツの何がいいのか、実例をあげながら書いてみる。
とにかく丈夫で、長持ち。20年以上着てるオクトパスアーミー
オクトパスアーミーってもう単独店があるのかないのかわからないけど、20年以上前に買ったこのシャツはまだ現役だ。
いやさすがにヘタってきてるし、色抜けしているところとかもあるけど、袖口だって擦り切れたりしてない。
これは汚れてもいいとき用のシャツとして、着てる。運動しに行くときは、汚い場所もあるし汗かくし、汚れても平気でガンガン洗濯できるから、とてもいい。
無地のオックスフォードといえば、白、ブルー、ピンクが定番だけど、このオクトパスアーミーのピンクは淡いところが私は好きだ。
そろそろ引退かなと思ってユニクロで見ても、そもそもヘタってる感じだし、なかなか買い換える気にならない。
ビームスのアウトレットラインの白は、スーツにも合う
いま最も重宝してるのが、BEAMS HEARTの白いオックスフォードシャツ。BEAMSの前は毎日のように通るけど、でもそんなところで買わない。買うのはアウトレットに出てるビームスだ。
BEAMS HEARTというのは、アウトレット用のラインらしい。サイズ感がかなり小さいなと思って、試着してみることにした。
店員さんによると、他のビームスのシャツよりかなりタイトだという。着てみるとウエストも細いし、腕も肩幅も細い感じだ。だからいつもMだけど、Lサイズにした。
つまり若者向けの仕様ってことだわ。
値段は1万円しないぐらいだったと思うけど、コストパフォーマンスはかなり高いと思う。厚手だし、風合いはあるし、しっかり作ってある。デザイン的には襟もドレッシー寄り。だから無地のジャケットの下に着ても、いい感じの質感が出てると私は思ってる。
いわゆるビジネススーツじゃないスーツとかジャケットなら、とても合わせやすい
しっかりした白のオックスフォードといえば、ブルックスブラザーズ
ブルックスブラザーズの白は、何年かに1度買っている。とにかく丈夫。ここの品番はいまいちわからないけど、ゆったりしたのからタイトなのまで、いろいろある。
ここのはどれも、分厚くて無骨って感じ。オックスフォードはスポーツウェアでも使われてるそうで、わかるわ〜って感じの丈夫さだ。
でも襟が大きく、質感があるという感じではなく、大きく波打ってる感じなので、何にでもあうというわけじゃない。それと上のBEAMS HEARTは白度が高いというか、青方向の白だ。ブルックスブラザーズは、どちらかというとアイボリーに寄った白かもしれない。
だから、カジュアルっぽい用途。
ビームスの薄いオックスフォードは、重ね着の自由度が高い
オックスフォードとは、綿糸を縦横に2本ずつ平織りした生地のこと。生地が肉厚というか、ふっくらしてる。もちろん使っている糸は、細番手のものもあって、ふっくら感は異なる。
これは上に出したのとは違って、普通のビームスのラインらしい。最初に手に取ったとき、柔らかいのにしっかりしていて驚いた。しかも細番手の綿糸じゃないみたいだ。
オックスフォードのシャツは、質感がしなやかではないので、薄いタイトなニットなどが、あんまり合わない。上に着るなら、ざっくり目のセーターやカーディガンになる。
でもこれは、かなりタイトだけど、BEAMS HEARTでLだった私が、Mでぴったり。だからただタイトというより、カラダのカーブに沿ったデザイン。
質感はあるのに、表面はなめらかだ。だからジャケットで薄手のニットを着込んでも、ぜんぜん着ぶくれしない。
無地のオックスフォードが最強というタイトルだけど、私的にはこれが最も便利。この生地感で、無地はちょっとないだろうな。やっぱりストライプだ、と思う。
コムデギャルソンのオックスフォードは、過剰なぐらいに高品質
コムデギャルソンにはいろんなラインがあるけど、オムだけは毎年のようにオックスフォードのシャツが出る。いやもうスゴイは、品質がと思うけど、ギャルソンだからデザインも過剰だ。
過剰なぐらいの品質があっても、デザインも過剰だとそんなに使い勝手が良くない。でもたまに白の、けっこうシンプルな半袖が出ることがある。
そもそも半袖のオックスフォードって、そんなにしっかりしたシャツを見かけることがない。当然着るのは夏場だから、汗をかく。肌がウエットな感じでも、だらだら汗かいてもシャンとしているシャツって、たぶん世の中にほとんどないはず。
そんなときでも、ギャルソンオムの白いオックスフォードのシャツなら、しっかりしてる。もちろん風合いもよく、がんがん洗濯できる。
でもきっと、そんなニーズがないんだと思う。オムからシンプルな白い半袖のが出るのは、3年に一度ぐらいかも。
今日のBGM-409【 Underworld - If Rah 】
もうこのところは、Barbara Barbara, we face a shining futureが発売されてから、ずっと聴いてる感じ。クルマの中で爆音で聴くと、ホントにいい。重低音ってだけじゃなく、今までとは凝り方が違うところが、聴こえてくる。
もちろんライブなら、もっといいんだろうけど。
Amazon - Barbara Barbara, we face a shining future