不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

ルンバがカメラを搭載して、家の見取り図データを売るかもだと!?

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TwitterでGIZMODOのツイートを見て、もうびっくり。『ルンバのiRobot、ユーザーの家のマップを外部に売り出すかも』という記事をアップしてた。

 

ざっと読んで、ちょっと被害妄想っぽいけど、でもビックリ。

ルンバアプリのプライバシーポリシーに「お客様がデバイスをオンラインで登録しWi-FiBluetoothその他の手段でインターネットに接続しない限りこの情報を転送しません。お客様のデバイスWi-Fi_33またはBluetooth接続を解除し、またはそれらに全く接続しないことで、Wi-FiまたはBluetoothでのデータ転送がなくとも当社ロボットのスマートテクノロジーを使用することができます」と書いてあるという。

 

ルンバアプリ!? WiFi!? Bluetoothだと!? ネットに接続してなきゃデータ転送しないということだけど、そもそも通信機能があるなんて、ビックリだ。
だってウチにはルンバがある。

だけど、そんな話、ぜんぜん知らなかった。

 


ルンバは、我が家では異常に便利なお掃除ロボット

あるときウチに帰ったら、ルンバが稼動しててビックリした。奥さんに聞いたら、通販で安くなってたから買ったという。いやいや、ルンバなんて贅沢じゃんと思ったけれども、ヘタなことは言えない。
私は家の掃除、自分のものだけしかしていない。
それで贅沢だとか言い出したら、キケンな状況になりそうだ(笑)

 

うちには猫がいる。

猫の毛は、毎日掃除してても洋服についたりする。奥さんが言うには、ルンバを毎朝稼動させといて、それで取れないところだけ掃除かければいいという。使ってみると、実際かなりスゴイ。段差があっても、カーペットでも物ともせず、キレイにしていく。
当然、家具があるからルンバ的には死角ができるけれども。

掃除し終わって開けると、大量の猫の毛とホコリが出てくる。これだけの量が取れるなら、めちゃくちゃ価値あるじゃんと思ってた。

だけど、ネットにつながるの? IoTってこと?

 


最上位機種には、カメラとセンサーが搭載されているらしい

調べると、最上位のルンバ900シリーズのことだけらしい。900シリーズは税込みで97,070円と135,000円の2機種。いや高いわ。
たぶんウチのは3万円代のスタンダードモデル。当然、通信機能なんてない(笑)
900シリーズにはカメラとセンサーが搭載されているという。

しかし、そもそもなんでカメラとセンサーが必要なんだ?
ルンバの公式サイトにはiAdapt2.0ビジュアルローカリゼーションとして「カメラとフロアトラッキングセンサーなどの多彩なセンサーにより、フロア全体をナビゲーション。ルンバ自身が今どこにいるのか、部屋のどこがまだ清掃されていないのかを高精度に判断します」とある。

 

なるほど、家具の配置まで含めて、家の見取り図を作るわけね。で、隅々まで掃除すると。それでも死角はできるだろうけれども、かなり少なくなるはず。
しかしそんな機能を必要とするのは、どんな家だろうと考えると豪邸だわ。なんか一日中、掃除→充電→掃除を繰り返して稼動しているような広い広い家っぽい。
動画を見ると、スゴすぎる。

 

 

 

しかし、そうやって作った図面データみたいなを、外部に売るってどういうこと?
GIZMODOでは引用元のロイターの記事から、こんなことをピックアップしています。

ルンバの取得するようなマップがあることで、たとえば「サウンドシステムは家の音響状況に合わせることができ、エアコンは部屋ごとに空気の流れをスケジュール化し、スマート照明は窓の位置や時間帯によって光を調整できる」

 

だから、Amazon(Echo)やGoogle(Home)、Apple(Home Pod)などスマートスピーカーを持つ企業が欲しがるだろうと。今まで考えられなかったレベルの快適さを実現すべく動き出しているのではというニュアンス。
まあ、それほ欲しがるのは、やっぱり豪邸に住んでいる人ね。広いって場合だけじゃなく、リッチなマンションとかね。じゃなきゃ、家に合わない。

 

ちなみに今回、これを書くのに調べてたら、スタンダードモデルはたぶんAmazonが最安値で31,000円だった。900シリーズは扱ってないみたい。

 

 


家の中のデータを吸い上げて、漏らさないなんてことがあるんだろうか

Amazon Echoは昨年、アメリカのクリスマス商戦でバカ売れしたといいます。Siriより音声認識の精度が高いとの評判です。


しかし買った人は、何に使っているのでしょうか。照明とか空調とかを言葉で命令して動かしたいなんて、どうなんでしょう。要するにA.Iとつながっているので、学習してアドバイスが欲しいのでしょうか。


「今週は睡眠不足で、睡眠貯金がマイナスです。早く寝ましょう」とか「お酒の飲み過ぎで、肝臓が疲れています」「ソファに座りっぱなしでドラマ見ているから、大臀筋が凝って、腰椎にも負担がかかり過ぎ、目も疲れ過ぎです。ストレッチを始めましょう」とか言い出すんでしょうか。
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2で出てきた家の、おせっかい版を想像しました。

未来っぽくって、カッコ良さげだとは思いますけど、これってリスクない?

 

 

オスロでディスプレイに顔認識技術を仕込んでいるのが発覚

街頭にある監視カメラ映像を顔認識にかけるってあるんでしょうか。たぶんイギリスではやっているでしょうし、日本でもこれからはありそうです。
これって警察がテロ対策など犯罪捜査で使うもの。だけど、指紋などと同じように、顔認識データを大量に集めてデータベース化してたらどうでしょう。

このところ、NEWSWEEKが続けて顔認識についての記事を出しています。

 

 

煽ってるなぁと思ってたんですが、元の記事にあたると、オスロのただのピザ店にある看板。その枠の上にカメラが仕込んであって、「性別や年齢、表情、メガネをかけているか、サイネージの前にどれだけ留まっていたかなどを認識する機能」が備わっていたというのです。


しかし何のために? ピザ店のマーケティングに役立つ… とは考えにくいんですが。
もしかしたら、こういう形で大量に顔認識データが集められ、データベース化されているのかもしれません。

ルンバが集めた間取りデータ。これが大量に集まると、どうでしょう。住宅メーカーの商品開発には使えるかもしれませんが。
もしもですけど、ルンバのカメラが人間の顔を識別して、顔データを大量に集めてたらオソロシイですね。金持ちの顔データだから、たとえば百貨店とかショッピングセンターに入ってきたら、外商みたいな特別接客チームで「彼が来た!」チャイムがなるとか(笑)

 

 

でもそういう方向も、なくはないかもね。
ロシアがポケモンGOを禁止したのは、ロシアでは「アメリカがスパイ活動のために開発した」という理由。

 

大量の街の監視カメラ映像が出てきて驚いた『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』の予告編は、『最悪も進化する』っていうコピーで閉めるんだよね。

 

いったい誰がどう使うのか。

共謀罪が成立して警察がいろいろやるはもちろんだけど、民間が顔データ集めたり位置情報とか家の中のことまで集め出したら、どうなるんだろ。

監視資本主義って言葉があるけど、あなたに合わせた広告出しますよ。だから個人情報ちょうだいね。では、どうもなさそうよね。

そろそろ、性善説だけですまないと思うけどな。

 

 

 

 って書いたんですけど、7月31日、こんな記事が出ました。


あらら(笑) 

まあ可能性としては、やろうと思えばいつでもやれますね。