不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

『残酷すぎる成功法則』にあの瞬殺された合気武道家が出てきて爆笑した話

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もう年末だから、今年も読んだ本で残しておくものと、ブックオフに売り飛ばす本を仕分けてる。そんなの一瞬で分けられるんだけど、昨年に残しておいても結局この1年読み返さなかった本をどうするかは、結構厄介だ。

 

面白いんだけど、残しておくほどのこともないしなぁと迷う本はある。『残酷すぎる成功法則』は、まさにそんな本だ。

あ、そうじゃん。ブログに書いて売っちゃえばいいんだよなと気がついた。この本が面白いと思ったところは、せいぜい一過性のもの。私にとっては、ブログネタ。ブログに残しておけば、あとで読み返して楽しめるし。

 

そのネタとは、合気武道家のこと。そこだけ読みたい人は下の目次から飛んでもらうとして、『残酷すぎる成功法則』はかなり面白い。面白いけれども、いい本でもなんでもない。そう思っている理由も書いておく。

 

 

 

『残酷すぎる成功法則』を買った理由は

誰が言おうが普遍的な成功法則があるなんて信用していないし、そんな嘘くさい本を買ったりしない。

買ったのは、なにより橘玲さんが序文と解説を書いていたからだ。橘玲さんの本は面白い。橘玲さんは間違いなくヒドい人で、ズケズケ書く。その遠慮なさっぷりが、本質的なところをエグくえぐっている。

そのエグり方を私は信用している。好きだってわけじゃなくてね。

以前、こんなことを書いた。


そんな風に思ってる橘玲さんが、「著者はうさんくさいものの代表だった自己啓発にどのようなエビデンス(証拠)があるのか、"科学"をもちこんだ」と書いている。

 

自己啓発本の大ベストセラーであるカーネギーの『人を動かす』やコヴィーの『7つの習慣』も、いまや科学のフレームワークで語ることができるようになったのだ。

こうした検証作業はたとえば、「強く願えば夢はかなう」かどうかを調べたニューヨーク大学心理学教授ガブリエル・エッティンゲンの実験によく現われている。

それによると、ヒトの脳はフィクションと現実を見分けることが不得意で、夢の実現を強く願うと、脳はすでに望みのものを手に入れたと勘違いして、努力するかわりにリラックスしてしまう。

ダイエット後のほっそりした姿を思い描いた女性は、ネガティブなイメージを浮かべた女性に比べて体重の減り方が10キロ(!)もすくなかった。成績でAをもらうことをイメージしている学生は、勉強時間が減って成績が落ちた。

 

ああ、なるほどこういう内容なら、9割の人が間違っているというのも、うなづける。面白いじゃないの。

 

自己啓発本の定番であるポジティブシンキングは、まさに「間違った木に向かって吠えている」のだ。

 

 『残酷すぎる成功法則』が日本語のタイトルで、「間違った木に向かって吠えている」ーBARKING UP THE WRONG TREEーが原題。

なるほどね。だったら読んでみよう。

と思っちゃたわけです。

 

 

帯に書かれているこういう話、面白いでしょう。

成功者は優秀?  →アメリカの大富豪の大学での成績は良くない。

成功者は社交的? →第一線の専門家やトップアスリートの9割は内向的

成功者は健康?  →シリコンバレーの成功者の多くは精神疾患スレスレ 

 

 

『残酷すぎる成功法則』のエビデンスは科学的じゃない

エビデンスという言葉は、どんなジャンルでも大流行りだ。だけどエビデンスは、業界によって使われ方がかなり異なる。

銀行とか役所とかでエビデンスといえば、公的な証明書類ということだ。たとえば運転免許証とか住民票とか登記簿謄本とか。だけど偽装もできる。土地の詐取とかができるのも、偽の書類を積み重ねていけば、登記を更新できたりする。

IT業界だと記録(ログ)ってことだ。これだって、偽装できる。だし森友問題みたいに役所が「捨てました」と言えば、なかったことにできる。

だから日本では証拠にならないことに、エビデンスと言っている。

 

医療の世界ではエビデンス=証拠に近いけれども、信頼性にはとんでもなく幅がある。権威が認めていること、の信頼性の低い。比較実験を行なった結果は、信頼性が高い。

それでも例えばAという薬は、がん患者の90%を完治させたとかなら信頼性が高い。でもガンは完治したけれども、70歳以上の患者はみんな死んでしまったとか(笑) 

副作用まで含めれば、エビデンスの信頼性は、ものすごく細かく条件分けをしなければ、価値がない。人間が扱う以上、都合のいいところだけを意図的に使いがちだ。

 つまりわざと騙すために。

 

なんでこんなことを書くかというと、私はエビデンスという言葉を使う人に、懐疑的だ。

本書『残酷すぎる成功法則』のエビデンスは、著者の取捨選択した誰かの体験とか心理学者の学説とか史実とか特異な物語だ。

だから科学的でもなんでもない。科学的なら再現性があり、ここで語られている成功法則に則って行動したり精神状態を作れば、成功する確率が飛躍的に高くなるはずだ。

しかし、こうしろという断定的な成功法則は、どこにも出てこない。

 

そう日本語版のタイトルが内容からすればおかしいだけで、本書に書かれているのは「間違った木」の数々だ。科学的な成功法則じゃなくて、間違わないための考え方を示した読みもの。

その前提で読むと、とても面白い。「やり遂げる力(グリット)」のところなんて、グリットがあるかないかは学歴でわかるという日本の成功者たちに、アホかと感じた私の考え方にもフィットしてた。

 

 

第3章「勝者は決して諦めず、切り替えの早いものは勝てないのか?」で書いているのはグリットのこと。

〝世界一過酷な軍隊シールズは『グリット』で乗り切れるのか〟なんてことが書いてあって、シリアスな話なんだけど、私はニヤニヤだった。『グリット』のノーベル賞級と言われる著者やグリットの信奉者は、『残酷すぎる成功法則』をどう読むだろうか。

 

 自信があって思い込みの激しい人は、成功する確率が高いかもしれない。しかし成功者が言ってるからといって、正しいとは限らない。中野信子さんによるとサイコパスに「勝ち組にも多い」そうだし。

 

『残酷すぎる成功法則』の第5章にも「無能な者より自信過剰なものが危険をもたらす」という節があるぐらいだ。

 

ここまで自信過剰と自信があまりないことの双方を見てきた。自信過剰はあなたの気分を良くし、グリットを与えてくれ、他者に強い印象を残せる。しかし反面、傲慢になりやすく、人々から疎外され、自己を改善できず、また現実を見ないためにすべてを失うかもしれない。一方、自信が不足気味な方が、道を究めるのに必要な意欲と手段を得られ、人々から好感を持たれる。だが気分は沈みがちで、他者から能力を低く見られるようなシグナルを送ってしまいがちだ。

 

と書いている。まったく賛成だ。

人間はバランスでしょう。バランスが取れてこそ健全なのに、社会的にいったん成功するとすべてに傲慢になりがちだ。逆に沈みすぎると、強いものにすがりがちだ。

 

そしてこの第5章に柳龍拳が「間違った自信の大きすぎる代償」として取り上げられている。私は電車の中で読みながら、声を上げそうになった。 なんでアメリカ人が柳龍拳を知っているんだと。

 

 

『残酷すぎる成功法則』に登場する柳龍拳氏と武道の妄想性

柳龍拳氏の名前は、どれぐらい知られているだろうか。私も衝撃的な試合前まで知りませんでした。

ウィキペディアには<合気道家、気功師、霊能者。「大東塾武道」総裁>と書いてある。合気道といっても、一般的に言われる合気道ではなく「柳によれば大東流合気道は、武田惣角を中興の祖とする大東流合気柔術や、植芝盛平を開祖とする合気道とは発祥が異なり、武田信玄の家臣(影武者)であった大東久之助の直系武術だとされる」だそうです。

まあ、こういう人です。

 

合気技を見事にやっているんですが、だんだん不思議になってきます。

 

私は合気道をどれぐらいだろう。複数やっていた時期があるので延べでいうと20年ぐらいやっています。こういう触れない技を見たことがあるかというと、何度かあります。見ていられないので、下を向いて笑っている顔を見せないようにします(笑)

私自身は養神館という合気道の流派で、摩訶不思議な技はありません。触れない技を行う人はいません。どんなに上級の師範でもいません。

ところが他流の師範には、そこそこいらっしゃいます。

えーっと、インチキだと思います(笑)  

 

インチキだと思うのは、信頼する弟子にしかやられないから。もちろん合気道は対立したり、対決したりするものではないので、挑戦的な人を相手にする必要はありません。でももし挑まれたら、どうするでしょうか。

 

触れずに投げる技が誰にでも効くと思っていれば、相手にするかもしれません。少なくとも柳龍拳さんは通用すると思っているので、なんと対戦相手を募集したのです。

ウィキペディアには「多くの他流試合を経験し、200人以上と試合をするも完全無敗で現在に至っていると主張、ウェブサイトでも対戦者を募っていたが、公には後述する一試合のみが知られている」と書かれています。

その試合がこちらです。

ああもう11年も前なんですね。

対戦相手の総合格闘家・岩倉豪氏は、この対戦のあと、さまざまなさまざまなメディアに登場されている。

合気武道家・ 柳龍拳との試合の絡みで、故塩田剛三先生に挑戦したときのことを語られている。塩田剛三先生は私がやっている養神館を作られた方だ。

 

僕も最初は“合気道なんぼのもんじゃい”みたいな気持ちで、グローブはめて、完全に殴り込みの気分でやりましたもん(笑)。でも舐めてたら、恐ろしい目に遭わされました

 

投げられて左肩外されたんですよ。問答無用で殴りかかったんですけど、その突進する勢いを利用されて、一瞬でとばされました。そのまま受け身の取れない角度でおとされたんです。アレは自分の身で確かめましたから言えますね。超能力とかじゃないし、弟子が師匠に遠慮して飛ぶのでもない。本当の技術ですね。たぶん、あのとき僕の首を折ろうと思えば折れたんじゃないですか?

齢70歳の“生きる伝説”が、無名の格闘技オタクに植え付けたもの

 

合気道にもいろいろな流派がある。養神館は実戦性を持っていると言われるが、それでも塩田剛三先生の直弟子の師範の先生方が、今はもう…とおっしゃる。

かつては演武で受けを何度も救急車で病院送りにしていた先生が、今ではもうかなり優しいのだ。たぶんこの十年ぐらいで大きく変化した。そんなことをしていたら、誰も残らないというのだ。

私の先生も同じことをおっしゃる。君だって、残っていないだろうと。ええ、そりゃ武道に命かけてませんし(笑)  ストレートにそんな返事はしていないが、仕事とか家庭とか、そんな話でごまかしたと思う。

 

養神館の先生方、そして長年やっている人たちは、他流に比べて、まだ自分たちのやっていることの限界を知っている。少なくとも怖さを知っていて、自信満々じゃない。だから圧倒的な体格差のある相手にはどうするかとか、技が掛からなかった場合の次の展開とか、当身の方法とか、普段の稽古にはないことを教えられたり、やっている場合が多いと思う。

ところが他の合気道では、漠然と有段者は強い。師範は強いと思っている人が多そうだ。というか、そういうことをいう人は少なからずいる。

 

ただそんなのは、どんなに実戦的だと言われる武道や格闘技でも同じだ。

私は昔々の部下から、久しぶりに会った銀座の喫茶店で、今ここで殴りかかったらどうしますかと聞かれて「蹴るよ」「このスプーンで刺すよ」と答えた。ボクササイズをやってるぐらいで、アホかと思った(笑)

突然襲われたら、自分のできることをすべてを出すのが当たり前なのに、道場やジム内でのルールがあらゆる場面で適用される、通用する、みたいな妄想を持っている人は多い。

 

 

『残酷すぎる成功法則』は柳龍拳氏の何が間違っていたと書いているか

柳龍拳氏も弟子相手に道場でやっていることが、どこでも通用すると妄想したんだろうか。

私がインチキかどうかを判断するシンプルな方法は、他と交流するかどうかだ。交流していても、他の流派や他の武道の人に手を取らせることをしないなら、間違いなくインチキだ。

閉鎖的にしていれば、インチキはバレない。バレにくい。閉鎖的なメンバー内でやっているなら、嘘だって妄想だって共有できる。柳龍拳氏は対戦を公募したのだから、本人は本当に触れずに飛ばせると信じていたのは間違いない。

そのあたり『残酷すぎる成功法則』がどう書いているのか、抜粋してみます。

 

自身の脅威の能力を証明するために、柳は総合格闘家、岩倉豪からの挑戦を受けた。勝者には五〇〇〇ドルが支払われることになった。ついに気功によって人を倒す力を正確に試す機会が訪れた。レフリーが両者の間に立ち、試合開始を告げた。柳は手を上げて、敵に向かって気を集中させたー。

とその瞬間、岩倉が柳を激しく殴った。

勝負は1分足らずで決した。懐疑的だったあなたは正しい。自分の能力に対する極端な自信は強力な力になる。しかし、物理学、生理学の法則を曲げるほどの力にはならない。

 

しかし柳龍拳がいんちきなら、どうしてわざわざ対決を受けたのだろう? 尻を蹴られ、五〇〇〇ドルを失い、インターネットで無数の人に見られて恥ずかしい思いをしてまで?

 

作家で神経科学者のサム・ハリスこう言う。

柳龍拳の間違った思い込みがどのような経緯で生じたのかはわからないが、一たび誰もがこぞって転び出すと、彼の妄想がどのように維持されたかは容易に想像できる。柳の視点に立って想像してみよう。もしかしたら自分は、少し離れた敵を倒すことができるのではないかと考えていたとする。すると弟子たちが見計らったように揃って倒れるようになり、それが何年も続き、自分は本当にそうした能力があるのだと信じ始めたのかもしれない。

 

ああ、たぶんこの解釈が正しそうだ。柳龍拳氏にもともと妄想癖があったとしても、挑戦者を募集するまでになったのは、弟子たちと形成した共同幻想の世界に生きていたからかもしれない。弟子たちの忖度ぶりだって、かなり問題だ。

著者はこう続けている。

 

こうした経験をするのは武道家に限らない。企業経営者にもよく見られる。そしておそらくあなたにも。自信は、能力を向上させ、成功を引き寄せる。また、他者にあなたを信用させる。

 

人は誰でも多かれ少なかれ錯覚をしている(我が子は人並み以上に思えるし、運転の下手な人の多くはそのことを認めない)。だが、一定の閾値を超えたときに、問題が生じる。

 

 

成功よりバランスを取りたいならこの本でいい

私もまったく同感だ。

この本の感想のまとめとしては、『残酷すぎる成功法則』に科学的なエビデンスは、ほぼない。どころか常識的に冷静に考えていけば、導き出せる答えばかり。でもそれに至る納得度の高く、面白いストーリーを探し出してきてる。

 

 

だけど成功ってなんだろう。金持ちになりたいとか名声を得たいのなら別だけど、何より病まずにバランスの取れた生き方を目指したいなら、私はこちらの本をお薦めする。

今の世界、特に成功論に決定的に欠けてるのは「離見の見」だわ。

 

風姿花伝・花鏡 / 世阿弥

 

え、ボーカル? ボコーダーとか感情があんまり入らないのが好きなんです選

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こないだバンドをやってる大学生から、どんなボーカリストが好きですかと聞かれて、うっ、ボーカリストか!?

声が好きなボーカリストはいるけど、どっちかというとロボボイスとか言われたり、つまりボーコーダーとかボーカルプロセッサーとかエフェクター使って非人間的な声にしたものの方が好きだわと答えた。

それボーカリストじゃないじゃないですか。なんで非人間的な方が好きなんですか、とさらに聞かれて、なんでだろと困った。

 

そ、そうね。日本でロックボーカルと言っても、演歌っぽかったりするしね。力んでたり甘かったり。そういうのよりは、声を楽器のように使っているのがいいかなと答えたけど、自分でもどうしてだかわからない。

そもそもテクノ系の方が好きだしね。

 

 

どんなのかって、それはこんなの。

分かりやすいのは、Perfume。前から加工しまくりだけど、以前はもっと甘ったるかった。甘くて曲が良くても聴く気にならなかったけど、このところは甘さを抑えてる感じでいいわ。

Perfume 「TOKYO GIRL」


 

 

 

 

もっとも好きなのは、これ。YMOにはボコーダーものが数あれど、テクノドン東京ドームは別格。

YMO - BEHIND THE MASK (1993 Tokyo Dome Live)



散開から再生して出たアルバム『TECHNODON』にも、BEHIND THE MASKは入っていない。BEHIND THE MASKが出たのは、1980年の『Solid State Survivor』。

でもアレンジがまったく違う。 

 

1993年東京ドームのアレンジは、このDVDの中にしかない。私は見に行きましたけど、鳥肌ものでした。

Technodon Live 1993 Tokyo Dome [DVD] 

 

 

そして今、ボコーダーの代名詞的な存在はダフトパンク。もっと色々あるけど、アルバムとして群を抜いているのは『Random Access Memories』だから。

Daft Punk - Give Life Back To Music (Not official videoclip)



ファレルの声も人工的な感じがするけど、ファンクとテクノは近い 

ダフト・パンク - ランダム・アクセス・メモリーズ

 

 

ファンクで名曲はいくらでも出てきますけど、ド定番はやっぱりLet's Grooveですよ! 顔濃いわ(笑)

Earth, Wind & Fire - Let's Groove



ベストも濃い曲ばっかりだわ(笑) 

 LET'S GROOVE - BEST OF Earth, Wind & Fire

 

 

ド定番はLet's Grooveと書いたけど、私にはボコーダーなのか、トーキングモジュレーターなのか、あるいは他のエフェクターなのかわからない。今なら普通に録った後、なんでも加工できちゃうんだからあんまり区別しても意味ないんだけど。

明らかにトーキングモジュレーター/トークボックスだという曲は、昔のファンク、R&Bにはいくらでもある。流行し過ぎで他のジャンルでも。

一番有名なのは、ピーター・フランプトンのショーミーザウェイかな。ハードロックでもエアロスミスが使ってる。

 

Aerosmith - Sweet Emotion

映像のおかげもあって、アヤシイさ満点の使い方(笑) タイトル通り、エモーションを表現するにはピッタリなのよね。だからファンクで多く使われたのかも。

 

 Aerosmith - Toys in the Attic

このアルバムの邦題は『闇夜のヘビーロック』。Walk this wayも入ってるし、名盤。 

 

 

これって、どう? 「はじめてのチュウ」この声もいいよね。

Wikiによると“歌っているのは作詞・作曲者の実川俊晴である。録音時にテープを半分のスピードで回しながらゆっくり歌い、再生時には通常のスピードで再生するという手法によって、エフェクト処理を施した様な可愛らしい歌声を作り出した”そうです。

 

キテレツ大百科 はじめてのチュウ - あんしんパパ



たぶんクラフトワークの影響だと思いますけど、こんなロボボイスの曲が1990年に出て、93年95年と再発してるなんて驚き。サントラがあった。

キテレツ大百科 スーパーベスト Soundtrack

えーっとポチるときは冷静に値段見てくださいね。そんなに貴重なサントラか(笑) はじめてのチュウは、名曲中の名曲ですけどね。

 

 

加工ボーカルを表現として最高度に昇華させたのは、ローリー・アンダーソン。音楽家というよりパフォーマー? 現代美術の作家か?

「オー スーパーマン」は当初1000枚プレスされただけのアート作品だったのが、なぜか世界中でヒットした。ルー・リードの奥さん。

Laurie Anderson - O Superman [Official Music Video] 

 

Big Science CD - ローリー・アンダーソン

 

 

 

ボコーダーといえば、クラフトワーク。でもほぼ加工していない生声で歌ってる曲もあるんです。どう使い分けてるんだろ。

Kraftwerk - Planet Of Visions


  

ミニマム-マキシマム [DVD] - クラフトワーク

 

 

バンドとしてはいちばん好きなTeddybears。まあもう活動してるのかしてないのかわかんないけど。ゲストボーカルのとき以外はボコーダー

Teddybears - Rocket Scientist 

 

日本ではほとんど知られてないけど、 Teddybearsはいい。ダフトパンク並みのお金を持ってれば、匹敵する人気になるんじゃないかと。

Devil's Music / Teddybears 

 

  

最後は元LMFAOのRedfoo。LMFAO自体、コーラスはいじりまくったものばかりでしたけど、ソロになったRedfooもあんまり変わってません。バカ過ぎです、どれも(笑)

Redfoo - New Thang


 

Party Rock Mansion [Explicit] - レッドフー

 

日本の本の著者は、どうしてこうも腕組みバッカリなんだよ

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先日巨大な本屋に行って、まず「新刊・話題の書」みたいなコーナーで眺めていたら、なんか笑いそうになった。

だって日本人著者の本の表紙は、ほぼ100%腕組みしてるんだから。陳腐も陳腐。外国人の写真で腕組みしてたのは、ドラッカーだけだった。

 

いったいどういう理由なんだか。

 

まあ全身とか上半身のポートレートの場合、手持ち無沙汰で様にならないから。シェフなんかは白衣で変化に乏しいからか、海外でも日本でも腕組みが多い。

新刊や話題の書だけじゃなくて、昔から腕組みポーズは多いけど、それにしてもだよ。腕組みって、私は会話してるとき、まずしないようにしてる。無意識でしてしまったら、よほどのことがない限り、意識的に解く。

腕組みをするのは、相手を拒絶してる。自分をガードして、相手の話を受け入れない。頑固な人は、腕組みが好きだ。あるいはエラそうにしたいとか。

著者の腕組み写真が伝えようとしてるのは、そういうこと?

 

能書きより、覚えてるところをざっと紹介していきます。

 

無敵の思考 - 誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21/ひろゆき[西村博之]著

この本は買ったんですけど、なかなか面白いです。ルール7|自分が寝たいときに寝る なんていうのは普通では思い浮かばない発想です。

それ以外はそれほど突拍子な思考でもないですが、そうか、こういう人が論破とか言い出すのかということが理解できました。

この本、コスパ最強のルールというサブタイトルですが、なかなかスゴいコスパです。買った読者ではなく、ひろゆきさんにとっての「コスパ最高」ということなんですけど。あとがきを読んだら、自分でちゃんと書いたのは「おわりに」だけ。あとは直接話したことやブログに書いたことを編集者がまとめてくれたと書いてあります。コスパ最高です(笑)

 

口述筆記というわけでもなく、そこまで編集者がまとめてくれたのなら、どうしてこの表紙にしたのでしょうか。もっとも腕組み写真は帯だけで、帯をめくった表紙に写真はありませんが、タイポグラフィで遊んでいるのでデザイナーががっちり関与しています。

もしかしてパリに居て、自分の部屋でコンデジか何かを天井近くに吊るし、タイマーで自撮りした写真だったら笑えるよなあと妄想しました。お手軽すぎて、コスパ最高です(笑)

自撮りだったら、モデルでもないしカメラマンもいないので、つい腕組みしたポーズをしてしまっても不思議じゃありません。そういう理由でもあれば別ですが、無敵の思考を言いながら、お約束の腕組みポーズなのは不思議です。

 

 

ついにあなたの賃金上昇が始まる! /高橋洋一

 

高橋洋一さん、以前はよく読んだけれども、この表紙とタイトルで「はは〜ん」と思って立ち読みもしなかった。

確かに賃金が上昇する人もいるだろうよ。ファストフードのアルバイトとか。

 

 

改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ! – 西堀敬

この本、けっこう前から出てて、その改訂版ってことだから売れてるんでしょうね。

儲け方で腕組みかぁ、と私は鼻で笑いました。

 

 

永田町アホばか列伝/足立康史

ああ、あの議員さんね。Amazonを見るとファンが多いのね。

腕組みは、そういう人用。

 

 

創る手帳2018/小西利行 

これは本じゃなくて手帳ね。

当然写真は帯だけだけど、「日本を代表するクリエーター」が腕組みって、ぜんぜんクリエイティブじゃないじゃん。

 

 

いちばんやさしいデジタルマーケティングの教本 - 人気講師が教えるメディアと販促の新しい基礎/田村修

 このシリーズのは、だいたいイラストで腕組み。「いちばんやさしい」が売りのシリーズなのに、腕組みは優しくないけどね。

立ち読みしたら、確かに俯瞰的に網羅してる感じ。ただオウンドメディアとかペイドメディア、ソーシャルメディアみたいな用語の使われ方は、学校的で実践的なやさしさじゃない気もする。

 

 

徹底検証 テレビ報道「噓」のからくり

テレビ報道にも嘘は多いし、識者とかジャーナリストと言われる人も嘘が多い。

言ってる人を信用するかどうかで私は私なりの基準があるけど、まあ表紙全体からして信用しないわ(笑)

 

 

私が意図的にチョイスしたんじゃなくて、今月の新刊とか話題になってる本では、表紙や帯に腕組み写真を使ってるのが多いってことね。

どういう世相なのか、出す側はどういう意図なのかを心理学者や脳科学者に聞いてみたいわ。

 

今日のBGM461【A Little Less Conversation - ELVIS vs JXL】

このMVはポーズの宝庫だよ。ここからパクれ(笑)

エルビス・プレスリーの名曲をLittle Less ConversationをJXLがリミックスして大ヒット。 きっかけは「オーシャンズ11」で使われたこと。

 

Amazon - A Little Less Conversation / ジャンキーXL エルビス・プレスリー

 

Amazon - オーシャンズ11 特別版 [DVD]

「東京五輪後の日本経済」はゲスいかと思いきや、マトモだった

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エラそうな言い方だけど、「そんなの分かりきってんじゃん」と読んでる最中から思ってた。正直にいうと、そうでしょと。

 

元日銀審議委員の人が書いた本だから、日銀内部での話や内外の有識者がどうのや、具体的な裏付け数字など学ぶところは多いけど、素人の私でもそう感じてることばかりじゃんと。

だいたい証券会社でも「オリンピック前までに儲けましょう」というのが決まり文句で、そのあとのことは「分かりません」というか「誰も信用しない」というのが定番だし。

 

私はずっと、安倍総理の経済政策、いわゆるアベノミクスというのはお題目はそれ以外にないでしょう。と思いながらも、その中身はヤバすぎる。安倍さんは一か八かでアベノミクスやってて、自分の退任後には恐慌になってもOK。破綻するのが見えたら、とっとと総理の座から降りればいいと考えてるんじゃないかと思ってた。外交政策、安全保障もそうだけど。

 

目次を書いておくと以下のようなもの

第1章「異次元緩和」に踊る日本経済
高騰する東京都心の不動産価格。果たしてこれはバブルなのか?
日経平均株価2万円。これはバブルなのか?

第2章 徹底検証!!「異次元緩和」。その功罪とは?
アベノミクスの本丸「異次元緩和」とは、一体どんな政策なのか?
異次元緩和に、果たして効果はあったのか?
マイナス金利政策とは? その功罪とは?

第3章 日本経済の「不都合な」真実
日本はなぜ、デフレから脱却できないのか?
「人手不足」の日本。それなのに、賃金がなかなか上昇しないのはなぜか?
なぜ日本人はリスクをとらないのか?
貧富の差が拡大する中で、苦しむ庶民。それでも日本で暴動が起きないのはなぜか?
過去最大の企業収益。それでも手放しで喜べないのはなぜか?

第4章 世界経済のゆくえ
世界を牽引するアメリカ経済。これからどうなる?
ブレグジットが世界経済や日本経済へ与える影響とは?
中国バブルは崩壊するのか? そのとき、世界経済、日本経済はどうなる?
ほか

第5章 東京五輪後の日本経済
東京五輪後に、何を残すことができるのか?
東京五輪後、日本銀行の金融政策はどうなるのか?
東京五輪後の「不動産価格」はどうなる?
東京五輪後の「株価」はどうなる?
東京五輪後の「為替」はどうなる?

 

もっとも恐ろしく、そうなんだと思ったところだけを抜粋しておきます。

 

実はIMFでは数年前まで、各国の政府債務を2030年に対GDP比で「60%程度」まで改善させることをひとつの目安として、そのために各国がどれだけ増税や歳出削減など財政調整をする必要があるかを試算し、その数値を示していました。

ところがIMFは、日本にだけはこの基準を適用せずに、対GDP比で「200%」という、もっとも穏やかな基準を適用していたのです。

なぜかというと、IMFは日本に対してはもはや、他国のように、「いつどのように財政再建が可能になるか」を考える段階ではないと判断しているからだと思われます。それよりも日本に対しては、「いつ、どのように、財政再建できないことが顕在化するのか」に、IMFの関心は移っているように見えます。

 

まともに考えてみれば、財政再建できないことは誰にだってわかるはずで、それでも世界中からやいのやいの言われないのは、国民の持つ個人資産があるから。国家が財政破綻しても、個人資産を没収すれば、それですんじゃう。えーっと、預金封鎖するとかね。

国債はほぼ日本人や銀行とか日本企業が買ってるから家庭内の借金だから大丈夫って話をする専門家がいるけど、それっていつまで続けられるのよ。国の借金は膨大だけど、それと同等の金融資産を国民や日本企業が持ってるから、国全体としては心配ないっていう理屈よね。

 

奥さんの実家が資産家だった。だから旦那はその金を使ってビル建てたり、お友達におごりまくった。しかし出て行く金は、ビル建てて入って来た収入の何倍もになってる。というのが、今の状況よね。

このままじゃ食いつぶされると、奥さんが離婚を申し立てた。さあ離婚されると、どうなる?

 

この本によると富裕層のドル買いが進んでいるようで。

いや、それだけじゃないよ。税理士とか会計士が、富裕層にタックスヘイブン利用を仲介してるからね。

以前は想像してただけだけど、最近はハッキリしちゃったよね。

 

富裕層が、なにより日本の未来を信用できないってことだから。

 

 

やんわりだけど、ハッキリ書いてる本です。

 Amazon - 東京五輪後の日本経済: 元日銀審議委員だから言える

 

 

今日のBGM460【U2  - Vertigo】

 

 Amazon - ザ・ベスト・オブU2 18シングルズ

 

まあね、ボノまでタックスヘイブン使ってると知るとね。世界中で金持ちはみんなやってるって勢いよね。

与党の質問時間増やせを言い出したのは、出世する接待質問の達人議員かもね

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与党の質問時間を増やせと言い出したのは、自民党魔の当選3回組の石崎徹議員らしいと知って、え、あのゲス不倫で騒がれて辞職した宮崎謙介元議員の騒動が終わったあとに、二重婚約とかセクハラ疑惑とか出てきた最凶のチャラ男とか最凶のヤリチン男とか呼ばれてるやつ?
と思ったら、やっぱりそうだった。

 

どうして、そんなチャラ男が与党の質問時間を増やせというんだろう。不思議だわ。
婚活・街コン推進議員連盟の事務局長だそうだけど、女好きだとしたら役得を狙って活動するのもわかる。同期の宮崎謙介元議員が育メンを装うよりも直接的。
週刊誌で報道されていたことが、本当なのかどうかわからない。調べてみてもどうも告発者たちは、その後黙ってしまったみたい。

 

いやいやそんなことより、国会質問の件。

野党の質問時間を削って与党の質問時間を増やせという報道をみたとき、私も反射的に「本当にこんなこと言ってるの⁉︎ 与党の質問時間って、ゴマスリタイムでしょ(笑)」とツイートしたけど、今までの記憶だとそうだ。
今年になってからも、武藤容治議員や堂故茂議員の安倍総理をよいしょや谷川弥一議員の時間が余ったからと般若心経を唱えたりした国会での様子は、YouTubeでいくらでも出てくる。

 

じゃあ石崎徹議員は、どんな質問してるんだよと調べてみたら、これが面白い。
こいつ出世するわ。一回の質問でどれだけ先輩たちを接待してるんだ。私が一番キライなタイプだわ(笑) 

 

武藤容治議員や堂故茂議員のは、単純な見え見えのゴマスリ。だけど石崎徹議員のは先輩たちを持ち上げて、法案自体を持ち上げてる。
この配慮の行き届いた質問ぶりなら、巧妙なセクハラもできるだろう。これだけ目配りできる能力は、他のことにだって使える。

官僚や政治家の先輩たちに「できるやつ」ばかりか「かわいいやつ」と思われてるはず。まさに「与党が支持を得たんだから、議員数に応じた質問時間がふさわしい」と言い出す構造と同じね。


石崎徹議員は当選後初の国会質問からして素晴らしい。社内接待達人級の腕前だ(笑) これが初質問だなんて、信じられない。


2013/04/19 衆議院 経済産業委員会での質問
消費税増税による転化拒否に関する対策法案らしい

画像はYouTubeの映像からスクリーンショットで使わせてもらいました。

 

官僚時代にかかわった野党の政治家にも声をかける

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最初に「お隣にいらっしゃいます近藤洋介先生は国家戦略室時代にいろいろお尻を叩かれながら仕事をさしてもらいました先生の一人でございまして」と官僚時代の野党の政治家を接待。
近藤洋介議員は、たぶん当時民主党。現在、希望の党。これを言われるまで近藤洋介議員は腕組みをしているのだけど、言及された途端に笑顔になって頭をさげる。野党とはいえ、考えの近い先輩議員にわざわざ声をかけることによって、かわいいやつと思ってもらえただろうね。そういうことか?

 

 

財務省での先輩も持ち上げてから

増税による転化拒否等を防ぐこの重要法案につきまして、その意義について、私の財務省での大先輩でもございます、公正取引委員会委員長 杉本委員長に決意をお聞きしたいと思います」と官僚の先輩を接待。杉本委員長は「近藤洋介先生の最初の質問に指名していただき、光栄に存じます」と応じる。お、こいつは政治家になっても配慮が行き届いたかわいいやつだと(笑)
こんなの質問でもなんでもないし、ただの法案PRタイムだ。

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稲田大臣にも、PRタイムを演出?

次は肩書きいっぱい当時の稲田朋美内閣府特命大臣に質問している。

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「転化は全国同時多発的に起こる可能性がございまして、現在の公正取引委員会の規模ですと、同時多発的なものに対しての取り組みが難しくなるんじゃないかと思います。これからの政府の体制、決意を稲田大臣にお聞きしたいと思います」ということなんだけど、これは質問か(笑) やっぱりPRタイムだ。
こうやって書き起こそうとすると、石崎大臣の日本語はあっちこっちでおかしいんだけど、転化が同時多発的に起こると言っている。消費税増税は各取引の段階で、転化しなきゃいけない。問題なのは転化拒否ということ。これを誰も指摘することなく進んでいくのは、内うちのミーティングのつもりだからじゃないか。

 

なんの意味もなかった転化拒否対策 

全員が政府一丸になって取り組んでいくとか言ってるけど、私の知る限り、中小企業に「転化拒否があったら連絡しろ」という手紙やハガキを送っただけだ。

下請け会社が手紙やハガキで、あるいは電話で「転化拒否されました」って、行政に報告するか? いったい、なんのメリットがあるよ。転化拒否した会社に睨まれて、取引を切られるだけじゃない。

 

当時確かスーパーが「増税分いただきません」という値引きを表示したところ、国からダメだと指導が入ったいう記憶がある。結局、値引きはいいけど、消費税分とか増税分と書いちゃダメだということになったと思う。

民間同士でも、それが普通。増税分なんて認めないとは言わず、ただ値引きしろというだけ。だから政府が一丸となって、公取委を増員したって、なんの対策にもならないのは、よほどのアホじゃな限りわかると思うんだけど。

デフレって、そういうことでしょうよ。

そんな無駄金使うだけで効果のない法案や対策を、これだけ持ち上げさせる質問をした石崎徹議員は凄い。

※もし他に具体的な転化対策が行われたことをご存知の方がいらっしゃったら、教えてください。

 

賃上げにまでつなげる決意を気持ちよく皆さんに喋らせる

 

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さらに日本経済再生本部の事務方や平将明経済産業大臣政務官に対しては、アベノミクスで「一人あたりの所得、賃金が上昇していく政策への決意」について質問しているが、4年前のこの質問が何にも意味なかったことは明らかでしょう。

何をやったってデフレ下で消費増税しても、実質的な賃金は上がってると判断するから増税分と相殺されてると、企業は考えて当たり前だ。

 

さらには民主党政権時の実効性を落とす

政務官は民間のイノベーションをビジネスにつなげていくよう経産省がロードマップを作ってあげたり、時代遅れの規制が邪魔をするという視点を持って関係各省と連携して行くと答えている。

それに対して石崎徹議員は「民主党政権下の新成長戦略においてもイノベーション分野が重点的なものでありましたが、なかなか成果を出すことが難しかったなと思います」だから自民党政権下ではしっかりとやり抜くんだと、民主党を落とす。ここで最初の近藤洋介先生に対する配慮が効いてくる。見事だわ。

 


2013/04/19 衆議院 経済産業委員会 自民党 石崎徹の質疑(消費税)

 

まあ出世は早いわ。

 

今日のBGM459【凛として時雨 - DIE meets HARD】

下北沢ダイハード」オープニングテーマ。

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 下北沢ダイハードのDVDは11月15日発売

 

セキュリティに懐疑的な人でも、そろそろネットバンキングを始めておいた方がいいかも

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10月末、「3銀行大リストラ時代 3.2万人分業務削減へ」という記事が日経新聞から出た。2026年度までに3メガで3万2000人の業務量削減するというのだ。
フィンテック(Finance + Technology)とかAIに仕事が奪われるとか言われるけど人のリストラだけじゃなく、地方の店舗閉鎖はもちろん、都心でも店舗の統合がどんどん進行するはずだ。

アメリカでは2014年に「米国内の約9万7千の銀行の支店は1万店までに減少する」と発言している人もいるそうだ。
やがて銀行店舗の9割は消滅。米銀トップの予想

規模はどうだかわからないけど、利用者からすれば、銀行の店舗はほとんど必要ないでしょ。ネットバンキングがどうの以前に現金の引き出しとか振込ならATMがあればできちゃうし、ATMはコンビニにもある。引き落としとか、そういう手続きの本人確認は、銀行がなくてもクレジットカードでできる。フィンテックという言葉が流行する前から、PayPalやSquareがどんどん変えている。


 

利用している銀行の店舗がなくなったら、どうなるか

 

難しい話はともかく、私たちにとっては、利用している銀行の支店が閉鎖されたり、統合されたりしたら、どうなるかということ。もちろん、あなたの口座がなくなりますってわけじゃなくて、どこかの支店が引き継ぐ。これは合併でも閉鎖でも統合でも基本的には同じ。


公共料金やクレジットカードなんかの引き落としは、支店口座番号などが変わるので、再度手続きしなきゃいけなくなる。キャッシュカードや通帳があるなら、それも同じはず。聞いたことはないけど、住宅ローンなんかの返済も、銀行が用意する書類に、実印を押さなきゃいけなくなるだろう。
めんどくさい。


めんどくさくないと思う人だって、引き継がれる支店が遠いところだったら? いやもう世界的な超低金利の時代に、住宅ローンだって、銀行はやりたくないはずよ。
超低金利の住宅ローンでメガバンクが競争するときもあるけど、あれは住宅ローンで儲けようというより、富裕層や一流企業勤務を囲い込もうというもの。そう、残った銀行の支店は、富裕層のためのサービスがメインになり、一般利用者はどうでもいいという扱いになるはず。
富裕層向けサービスとは、要するに従来の銀行業務じゃなくて、資産運用。つまり信託・証券機能。振込とか振替とか預金だけ必要な人は、口座維持費を取られたり、振込手数料などで差をつけられるのかもしれない。

しかしコンサルティング的にやっていることは、手続きや税法的に難しいだけで、それこそ、AI・アルゴリズムで簡単にできてしまう。たとえばGoogle アドワーズを使ったことがある人なら、最適化の提案機能を知っているでしょう。あれよりはるかに簡単にできそうに思える。

そうすると、機会なんて信用できない。人間、それも若くてキレイなおねえさんにコンサルされたいという人が大勢いるエリア。つまり金持ち老人が集まっている地域以外では、実店舗での富裕層対応すら必要なくなるかもしれない。むしろ訪問型の方が良かったりしてね。


そういう実店舗のこれからの変貌は、誰にも予想できない。
銀行は20年以上前から、ネットバンキングを推進してきた。要するに通常業務は、自分でやってね。自己責任ですよ、という方向をジワジワと進めて来た。ネットバンキングなら、人件費も削減できる。一等地に店舗を持っている必要もない。

それが今、長期的な目標じゃなく、切迫した必要性から急加速している。

 


ネットバンキングをやりたくないという人は、どうすればいい?

 

ネットバンキングは必要性を感じない。安全性にも疑問があるという人だって大勢いる。年齢の問題じゃなくて、中高年でもデイトレーディング的なことをスマホでやっている人は、スマホでネットバンキングしてるし、手数料が1円どころか、100円も違うなら当然ネット専業銀行選ぶという。若くても紙の通帳が欲しいという人は、ネットバンキングを使っていなかったりする。
私にしても、3年も前にこんなことを書いた。



ところが書いてから半年もしないうちに、ネットバンキングを始めた(笑)
どうしたかというと、新しくみずほ銀行で口座を作って、そこに最小限のお金だけ入れてネットバンキングをしている。今はもっと新しい仕組みもあるけど、みずほの仕組みが一番安全だし、仮にどうにかなっても諦めのつく金額でやってるから、それでOKだと。みずほは取引があるとすぐメールが送られてくるので、何かあってもすぐわかる。

その後、三井住友でもワンタイムパスワードカードが導入されたのを機に、ネットバンキングを利用している。為替手数料が店舗の半額というのは大きい。ワンタイムパスワードカードは各銀行で導入しているが、色々仕組みが違うみたいなので、はっきり言えないけれども、1秒間しか使えないパスワードなら、今のところウイルスにやられるとか、自己責任以外のリスクは少ないんじゃないだろうか。

 

ワンタイムパスワードカードは、こんなの。パスワードが自動生成される。

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とりあえずネットバンキングの必要性がないと思う人でも、慣れておくために新しくどこかで口座を開設し、少額だけ入金して使ってもいいんじゃないだろうか。

もちろん、リスクは必ずある。こういう冗談みたいなリスクだってある。


私自身はネット専業銀行には懐疑的。ネットバンク使えば、実店舗を持っている銀行が必要ないかというと、そうは思えない。この先、ネット専業銀行の方があっという間に資本関係が変わったり、買収されたりして、サービスが変更される可能性は高いんじゃないの、と思う。
振込の手数料差はあっても、たぶん100円ほど? 

それに実店舗を持つ銀行だと、まだまだネットバンキングへのスムーズな移行を重視しているはずだから、自己責任でやってくれの度合いが違うと思う。

慣れておく必要性がないと思う人はやらなくてもいいと思うけど、地元から銀行の支店がなくなる可能性は大きいよ。
一つは超低金利。住宅ローンや教育ローン、中小企業にちまちま融資したって儲からない。東京でもオリンピック後は土地が値下がりし、それ以上に地方では人口減少が進むだろうから土地は担保にならない。
じゃあ手数料を上げてしのぐかというと、それこそネット専業銀行へ移られてしまうだけ。

 

実店舗がなくなってから使えばいいという人も、少なからずいるだろう。ただ鉄道やバスを利用するのにSuicaPASMOなどの電子マネーを使わずに、今でも切符を買って使うことはできる。きっとそういう感じになるタイミングが遠からずやってくる。


その先には実店舗は本店ぐらいで、支店はユーザーのスマホの中にあるという時代が、間違いなく来そうですよ。

 

 

2025年東京不動産大暴落

何も目新しさはないけど、都心だってと

 

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

この本では「2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える」となってるけど、現在の状況ではもっと早く進行しそう

 

 
今日のBGM458【Kitty, Daisy & Lewis - Down On My Knees

 

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電話ってなくならないの? と聞くのはテレビっていつまであるの? と同じことかも

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先日、様々な年齢層や職業で構成される飲み会があった。

そこで「今の高校生は、テレビは最初から始まらないからキライだという。みたいな話があるけど、その感覚わかります?」という人がいた。

私は「わかりますよ。見たいものは録画して見るから。朝はテレビつけますけど、それは出かける用意しながら時間を知りたい。昨日今日の話題も知りたいみたいなことで。なんとなくつけるなら、なんとなくツイッター見てる方がまだいいし(笑) 地上波はどんどん見なくなってます」

女子大生Aは「テレビ見ないです。Amazonプライムの無料期間過ぎちゃって課金されながら見てますけど、iPhoneで見るし」

女子大生Bは「テレビ見ないです。HuluをiPhoneで見るぐらいです」

 

それ以外の人たちは、「テレビは最初から始まらないからキライだ」にピンときていなかったのです。

ということは、このブログを読んでいるあなたも、ピンときていない?

 

 

テレビを見るか見ないかという問いのあいまいさ、無意味さ

 

テレビとかモニターとかスマホっていう映像再生装置のことじゃなくて、地上波とかBSやCSという種類の話じゃなくて、スケジュールに沿って流れている放送はヤダってことなんです。

私はビデオデッキとかHDレコーダーとかで、ずっと前からテレビ放送をリアルタイムで見ることは激減した。再生をテレビで見ているってことで。

女子大生たちは、テレビというデバイスすら必要としていない。時間も場所も自由なオンデマンドで、スマホで見ているってことで。

 

その他大多数の人たちは、テレビ放送をテレビで、リアルタイムで見ているから、実感としてピンとこない。

そう思ってたら、ちょっと違った。テレビを見る人は、かなり減っている。減っているんだけど、見るときはリアルタイムで見るって人が、若者以外では多いみたい。やはり若ければ若いほど、テレビを見ない。

 

これって、ずっと以前から「放送と通信の融合」とかいうテーマで語られていましたが、今の10代が大人になる頃には、「放送っていったい何?」という事態になっているかもしれません。

 

いまでも私たちが見たいのはコンテンツであって、参考になるのはその評判。毎回見ると決めている放送ものは、とりあえず録画しておけばいい。時間に縛られる意味は、ほぼない。

番宣も含めて、宣伝で見せられるものはお金による洗脳みたいなもの。一方的なら、スキップしたい。でもリアルタイムで見てたら、飛ばせないから鬱陶しいし、時間がもったいない。

評判がそれなりに欲しいのは、決めていないもの。誰かがSNSで、これスゴイよ面白いよと言っている投稿にふれて、じゃあ見てみようか。となったときに、最初から見ることができなければ、もういいやとなりかねない。

たぶん若い層を中心に、今ここ。ぐらいかも。 

 

と、おっさんの私は思います(笑)

たとえば毎回見るものに、関ジャムという番組があります。音楽番組としてスゲーわと思っていて、日曜日の深夜でまず放送時に見ることができますが、一応録画してます。日曜の夜だって、いろいろやることがある。

録画していても、ゲストがいらないやと思えば、どんどん消していく。で、こういうことも起こる。これは知らせておいた方がいいぞ。ゲスなやつとしか思ってなかったけど、才能はすごいわとツイートしました。

 

 

いろいろやることがある、の中身は、あ、ブログ書いてないや、とかですけど(笑) 他にも風呂入ろうとかストレッチしようとか。 

でもこれって、たかがテレビ。テレビのタイムテーブルに合わせて行動するか、自分の都合で取捨選択をするか。

 

 

 電話はもうオワコンなのか、まだまだ先か

 

テレビと同じようなニュアンスで、テレビの仕事をしている人から「じゃあ電話って、どう? ホリエモンは電話してくる奴とは仕事しないと言ってるけど」と私が聞かれました。

私は「わかるわかる。私もホリエモンとかなり近い感覚ですよ。珍しく(笑)」と答えました。

 

仕事で電話してくる人には、まず内容をまとめてから電話してこいよ、と思う。ホリエモンの言うように、相手の時間を奪ってることを考えてない。

どんなに丁寧な喋り方でも、相談とか言いながら、自分がほぼ考えないで、こちらに丸投げすることで仕事したような気になってる。

それがクライアントなら、いいんじゃない。金出してるんだからという意見もあるけれども、そうだろうか。企画料とか、出すんならまだしもね。その仕事に関してど素人だから、何も考えられない。思考まで丸投げしてくる。丸投げした上で、いいとか悪いとかジャッジして、仕事した気になってる。

 

仕事の能力がどうのという以上に、人間としてどうなんだよと。

いきなり電話してきて、こちらのその時にやっている作業とか思考とかを中断させて、自分の課題を考えさせる。

複雑な用件なら、こちらはメモを取らなきゃいけない。電話してる最中に、検索して調べることもある。

少しでもまとまってるなら、概要とか目的とか、フラッシュアイデア見たいなこと、そして参考になる事例が載ってるURLみたいなことをメールしてくる。

メールなら、こちらはざっと読んで、スケジュールとか内容や予算から、取り掛かる優先順位を決めて、今は何も考えないということだってできる。

 

 

仕事には高速化が求め続けられているのに、電話はそれを止める

 

電話は絶対ダメだとは言わない。緊急な連絡とかは別。

でも電話してくる人は、責任までこちらに押し付けたい。証拠を残したくないをいうニュアンスも、少なからずある。

間違っちゃいけない要件を電話で伝えられて、間違ったら「聞き間違いだ」とも言える。センシティブなものとか、弁護士とかに相談するほどでもないけど法解釈が難しいとか、あるいはネットで炎上する可能性があるものなら、なおさらだ。

 

みたいなことを、しゃべった。その場には電話するのが好きな人もいただろうけど、そんなリスクなんて知ったこっちゃない。それぐらい、仕事では電話が嫌いだし、電話してくる人が嫌いだ。

それは固定電話とか、ケータイとかってこととは関係ない。

 

 

慣れとは、つまり雑談で使うかどうかってこと

 

電話でどうのこうのって言ってるのは、中高年。いったい何年前だったか、新卒で入ったばかりの人が電話の応対にアワアワ言ってたから、後からどうしたんだと聞いてみたら、電話で難しい話だと軽いパニックになる。慣れていないからだと言ったので、驚いた。

でも考えてみたら、家に電話してうちの子が出ると、なんだよというぐらいぶっきらぼうな感じだった。メールだと、速攻で返してくるし、こんなの返さなくていいよと思うぐらい過剰に返信してくる。あれと同じだな。要するに慣れの問題だ。

慣れとは、言い換えれば雑談するほど使っているかどうかだ。雑談はツイッターやチャットに移った。 

 

LINEで通話している人が、どれぐらいいる?

 

昔々、家の固定電話が特別だった時代は、かしこまって電話する人が多かった。そして思春期に長電話したり、ラジオ番組に電話したりするような時代になってからは、通話料金以外はカジュアルな存在になった。

ケータイが普及してキャリアメールが当たり前のものになってからは、どんどん通話が減っていたはずだ。

 

LINEとかは無料通話アプリと括られるけど、通話している人はどれだけいるんだろう。

 

今の環境で電話が必要なのは、本人だと特定できる共通のツールだということ。固定電話でもケータイでも、購入するにはかなりの本人確認が必要だ。

いやでも、それもクレジットカードの方が確実になりつつあるのかも。クレジットに加入するにも電話番号が必要だけど、通話する必要は、未払い時ぐらいかもしれない。

IPアドレスとかスマホのIDとか、あるいは生体認証とかに取って代わられる可能性はなくもない。

現在でも通話機能としての電話が必要なインフラとされているかどうかというと、とてもアヤシイんだから。

 

Amazon - 「通信と放送の融合」のこれから~ 

 

「お客さまのおかけになった電話番号は、現在使われておりません」

 

今日のBGM457【The Telephone Cal l- Tokyo kraftwerk

 砂原良徳さん(元電気グルーブ)の『The Telephone Call』は売られていないみたい。

原曲はもちろんクラフトワーク

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