[読んだ本から]
先日巨大な本屋に行って、まず「新刊・話題の書」みたいなコーナーで眺めていたら、なんか笑いそうになった。 だって日本人著者の本の表紙は、ほぼ100%腕組みしてるんだから。陳腐も陳腐。外国人の写真で腕組みしてたのは、ドラッカーだけだった。 いったい…
エラそうな言い方だけど、「そんなの分かりきってんじゃん」と読んでる最中から思ってた。正直にいうと、そうでしょと。 元日銀審議委員の人が書いた本だから、日銀内部での話や内外の有識者がどうのや、具体的な裏付け数字など学ぶところは多いけど、素人の…
スノーデンの著書『スノーデン 日本への警告』を読んで驚いたことはいくつもありますが、最近、そうだ、これが一番ヤバイじゃんと思い始めたことがあります。 それはメタデータと位置情報を追いかけられるということ。 Amazon - スノーデン 日本への警告 GPS…
先日「学歴は、やり抜く力の凝縮」「やらない人は自分を正当化する言い訳が上手い」とブイブイ言わせてる起業家の方がツイートして、それをブイブイ言わせてる新手の起業家の方がリツイート。 さらに「だからこそ学歴に自信がない人は早い段階で「グリット(…
1、2ヵ月前、かな。中野信子さんが「トランプはサイコパス」とかいう記事を、何かの雑誌に書いたというツイートがあった。 中野信子さんは面白いけど、異常心理みたいなことには興味ないしな。とすっかり忘れてた。先日、本屋に行ったら、この「サイコパス」…
先日、帰りの電車で立っていた目の前に、婚活サービスの広告があった。ホントにまあ、最近は婚活関連の広告が多いよな。それだけ大変なんだろう。だけど運営してる方は、出会い系と区別なんてないんだから大丈夫なんだろうか。 (前にこんなこと書いてます)…
たまたまテレビをつけたら、Eテレで「新世代が解く!ニッポンのジレンマ 元日SP」というのをやってた。 新世代が解く!ニッポンのジレンマ 元日SP1975年以降生まれ以外「立ち入り禁止」の新鮮なスタジオで、新世代がジレンマを解く!というもので、これは朝…
年末だし、今年読んだ本でいいものを紹介しようかと考えてたら、今年読んだのは仕事関連の本ばっかり。紹介しても意味ないっていうことより、こんなに現実的な価値のある本ばっかり読んでたらバカになるわ、私。 とちょっと反省してたら、あ、面白い本がある…
けっこう前だけど、知り合いから「食べログのネット予約で、潰れちゃう店がけっこうあるらしい。食べログから予約するとポイント付けるけど、ほったらかしてもポイントそのままらしいよ」と聞いて、驚いた。本当なのか。なんか食べログなら、それぐらいあっ…
買ったのは、ほぼ一ヶ月前。仕事帰りに書店によったら、芥川賞受賞作『コンビニ人間』のハードカバーが並んでいた。 いい装丁だなぁと思いながら、しかも作者の村田沙耶香の受賞インタビューを聞いていてこの小説面白いかもとも感じていながら、ハードカバー…
安倍政権を支える「日本会議」の真の姿とは? 中核にはどのような思想があるのか? 膨大な資料と関係者への取材により明らかになる「日本の保守圧力団体」の真の姿。 「明治憲法の復活」や「日本の古い家族制度の維持」 社会全体として右傾化したとは言い難い…
待機児童解消のため、杉並区が区立保育園を建てようと住民説明会を開いたところ、住民から反対意見が相次ぎ、5時間半にわたって紛糾したというニュース。私はこれを初めて見たとき、ああー久我山ねぇ。あのへんだとそうなるわね。 と思った。
妙齢とは、お肌のかげりが気になる微妙な年齢のことだそうだ。辛酸なめ子さんが編み出した新発想全70種美容法を紹介した本。期待通りに面白いけど、「blog美容」とか「石ガール美容」とか「脱毛SM美容」とか新発想過ぎるだろ。なんにも美しくなりそうにない…
『限界費用ゼロ社会』という本を読みました。 けー、というぐらい難しいのに、なぜだかブログに書く気になりました。なので多々、間違いがあると思います(笑) まずこの本に「モノやサービスの価格が限りなくゼロに近づく」とは、書いてない。似たようなこと…
『触楽入門』という本を読んだ。とても面白かったが、私の興味の持ち方や読み方はぜったいにメジャーじゃない。第一こんな本、誰が読むんだよと思って、ブログに書こうとも思わなかった。 そしたら先日、カフェでとなりのテーブルにいたショップ店員らしきオ…
書店で『「読まなくてもいい本」の読書案内』を見かけたとき、なんだよこのタイトルは?と思った。著者は橘玲さんだから、読む価値のない本批判じゃないとは思ったけど、読んでみてびっくり。サブタイトルにー知の最前線を5日間で探検するーと書いてあるけ…
しかし今日はヒドかった。遅延どころか、改札の入場規制まであってどうしようもなかった。雪が降って、積もって運休とか遅延って年に1、2度あるけど、あちこちで乗車率200%超えだったんじゃない? 今日はちょっと特異日としてちょっと話が別ね。
年末の片付けをしていて、本も売りに行かなきゃと整理していて、あー、これはブログに書いてないけどオススメだわ。という本も何冊かあって、心残りなので売り飛ばす前に書いておきます。
娘の部屋に入ったらSMとデカく入ったDVDがあった。あ、あの、なんかチェックしに入ったんじゃないですから。またあいつ、俺の本を持ってたなと探しに行ったんです。 そしたらSMのDVD。なんだよこれと手に取ったら、なんと『鮫肌男と桃尻女』の映画! 『鮫肌…
『人工知能』というタイトルで、「人類最悪にして最後の発明」というサブタイトルの本を読みました。6月に出てすぐ買って読んだんだけど、読み終えた感想は、よーわからんというもの。よーわかんないことをブログに書いてもなぁと思っていたら、ウェブマガジ…
『格差固定』の著者は、三浦展さん。この本の帯に書かれている通り、2005年に出版された『下流社会 新たな階層集団の出現』から10年後の調査結果を元に書いた本だ。
『ゆるめる力 骨ストレッチ』を読みました。 前に『「筋肉」よりも「骨」を使え!』を読んで骨ストレッチを知り、劇的な効果なので、けっこうやってた。 『「筋肉」よりも「骨」を使え!』を読みました
iPhone、フラペチーノ、危険ドラッグ、お酒、 フェイスブック、アングリーバード、オンラインポルノ…… 私たちは、なぜこうも簡単に「病みつき」になるのか? もはや病気ではない。 最強最悪のビジネスモデルである。 帯には、そう書いてある。 『依存症ビジ…
最近、『女子をこじらせて』と『パリの女は産んでいる』を読んだ。『女子をこじらせて』は文庫本になっているのを買った。『パリの女は産んでいる』は2年以上前にハードカバーで買ってたんだけど、なぜだか読もうという気にならなかった。 続けて二冊を読む…
書名は、『日本はなぜ、「原発」と「基地」を止められないのか』。 ずっと前に読んでたけど、この本のこと書くのはいろいろ面倒だなぁと思って放ったらかしてた。そしたら昨日、朝の満員電車でこの本を読んでる若い女性がいた。社会人になったばかりぐらいの…
私が『宇宙飛行士が教える地球の歩き方』の著者クリス・ハドフィールドを初めて知ったのは、国際宇宙ステーションで撮影された世界初のMV『Space Oddity』。Youtubeで公開された動画は、現在なんと2570万回以上再生されてる。宇宙を、宇宙ステーション内を背…
書店で面白そうだと思って手に取って、パラパラとめくりながら読んでいると、この先生『ゾウの時間 ネズミの時間』を書いた人か。そりゃあ面白いはずだ。 この本に何が書いてあるのか。帯の文章にはこうある。 「地球の裏にいる未知の虫が絶滅して、何か問題…
『投資家が「お金」よりも大切にしていること』という本を読みました。 私はたぶん、金融系、特に投資を仕事をしている人に偏見がある。というのも、現実に知っている投資関係の人たちが、揃いも揃って、鈍いなあと感じさせるからだ。何に鈍いって、人の感情…
『デジタルは人間を奪うのか』という本を読みました。タイトルが面白かったので昨年買ったのですが、最近まで放ったらかしで。というのも人間を奪うのかっていう、ワザと言い回しに違和感を持たせて引っ掛けてるけど、ちょっと考えると仕事を奪うってことだ…
「ゲーム・チェンジャーの競争戦略」というタイトルで、「ルール、相手、土俵を変える」と書いてあれば、ははぁーと思う。表紙の四つの事象といい、ボストンコンサルティングみたいだなと読み始めたら、BCG出身の人だった。まとめ方はさすがだけど、内容的に…