不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

ストーキングから逃げろ

昨日、奥さんが最寄り駅の駅前で、顔見知りの奥さんとバッタリ会ったという。その人はどこかで出会うと、妙に馴れ馴れしくしてくるそうで、とてもイヤがってる。
向こうは、こちらの名前も家もクルマも家族構成も知ってるのに、こちらは名前すら知らないんだそうだ。
初めて話しかけられたとき、なんでそんなに知ってるのか聞いてみると、犬の散歩をしてるところをクルマで通りがかって、知ってるという。そんなアホな。たぶん、それほど近所の人じゃない。
目立つ人ではあるので、昔から、そういうストーカーじみた人が、たまに現れる。前にも書いたように、普通の人じゃない。異常な人でもないけど(笑) 愛想はいいけど、基本は自分が大好きな人だから、他人にほとんど興味はない。私に対しても、あんまり関心ないみたい(笑)


私は、ネット上では追いかけられたりする。それがイヤなら、不透明なチカラという名前を使わなきゃいいんだけど、探してくれなきゃ、それはそれで寂しかったりする(笑) でもいっぱいアクセスして欲しいかというと、微妙だったりする。そんなに大勢に来てもらっても、誰が誰だか分からなくなると、困るし。かなりワガママなんだわ(笑)

最近、SNSでは実名にどんどんシフトしてる。実名にシフトしたらどうなるかというと、けっこうオソロシイ。だってね、名前も住所も顔も、Googleストリートビューで家まで分かっちゃうのよ。
私なんて、今まで武道関係だけで四団体に行ってるから、最寄りの沿線だけでもン千人はいて、昔に会っただけでも向こうはこちらのことを憶えてるのに、こっちはまったく記憶がないなんてことがある。だから通勤電車で口開けて、がーがー寝てられないのよ(笑) 
実名でなんでもかんでもやるんなら、もうマネタイズするしかないというか。健康食品でも通販しようかと(笑)


え、お前のことなんて、興味ねぇって? それは、ごもっともです(笑) しかも、なんのこっちゃ分からないって? そりゃあ、そうよね(笑) じゃあ、本題に入って、あなただってストーカーされてますよって話を、書いときましょう。今ってリテラシーとか、情報弱者とか言われたりするけど、ホントね、知らないとヤバいことがいっぱいなのよ。

こないだ『ダダ漏れのバレバレ』という記事を書いたけど、どういう検索をしたかとか、どういうサイトを見たかってことは、クッキーというのがあなたのパソコンに打たれていて、ずーっと追いかけられてるのよ。それであなたがどういう人か、なんていうことが解析されて、こういうのが欲しいんでしょという広告を表示したりする。これは「行動ターゲティング」という手法ね。あるいは、知らずに楽天の中にある商品を見たりすると、その商品がどこへ行っても表示されたりする。商品が追いかけてくるのは「アドネットワーク」というもの。
そんな情報がどこに溜まってるかというと、クラウドで、どこにサーバーがあるか分からない。でも、あなたの膨大な行動データは、雲の向こうに溜められてるのよ。


まあ、これだけなら、そんなにどうってことはない。ところが最近分かったのは、アンドロイドケータイには、あらゆる履歴を通信事業者や端末メーカーに収集させるソフトウェアが入っているそうだ。あらゆるって、キー操作から何から… メールの文面も電話をかけた番号もよ。電話番号を打つと、その相手に電話がかかる前に、このソフトを開発したアメリカの会社に送られてしまうそう。
アンドロイドユーザーって、自分でメールの設定も出来ず、消費者センターに故障とか騙されたと言ってくる人がけっこういるという程度なのに。


あるフィットネスとカロリーの追跡システム。まあ万歩計みたいなのとウェブサイトを組み合わせたサービスがあって。栄養摂取量、体重、追加の行動なんかの健康情報をサイトの自分のページに入力して、自分の健康状態の全体像を把握するというものなんだけど、その情報が検索エンジンで検索されるそう。
追加の行動というのは、おもに性的行動ね(笑)


今年、日本の大手印刷会社が万引き防止のために、監視カメラで万引き常習者の顔を発見すると、管理者に通報するという仕組みを売り出した。あらかじめ万引き犯の顔データを入力してるんだけど、監視カメラではたぶん入ってくる人全員の顔認証をしてる。この情報がどうなってるか、明かされてはいないけど、だぶんクラウドに保存されてるだろうね。この仕組みが広がってきたら、けっこうオソロしいね。蓄積されたデータって、かならず活用方法を考えてる人がいるはず。
まあロンドンなんかだと、街の監視カメラが顔認証して犯罪者を割り出してるっていうし。


え、顔ぐらい平気だ? 悪いことしてないし、だいたい顔と名前が一致するわけないって? 顔認証システムっていろんなのがあるけど、3Dのはセキュリティの厳しい会社のタイムカードに使われてたりするし、海外では銀行なんかの認証に使われてたりする。
2Dのはもっと身近で、AppleiPhotoという写真を扱うアプリケーションには、同じ人が映ってる写真を抜き出したりできる。だからもう技術としては一般的になってきてるのよね。
そういうのと名前をどうやって一致させるか。例えばFacebookやったりしてません? そこに顔写真出してるでしょ? (笑) そういうのを引っ張ってきて、データベース化なんてカンタンに出来るしね。私は、してないですからね。


アメリカではこんな実験が行われてるそうだ。ショッピングセンターでケータイの出している信号を、三箇所から計測。それで持ち主がどういう行動をしているかを把握する。監視カメラで、顔認証。その人のこれまでの購買履歴のデータベースから欲しがりそうなものを、すぐそばのデジタルサイネージで出す。クーポン付きで出したりね。デジタルサイネージって、電子看板のこと。
出てくる商品がカッコいいものならいいけど、そうじゃなかったら一緒にいる人にもバレバレだから、けっこうツライ(笑)



こういうのを防ぐには、どうすればいいんだろうね。顔認証だけなら、ずっとヘン顔しとくか、整形を繰り返すしかないのよね。ホント(笑)



まさに、こういう世界だわ。
Minority Report - Personal Advertising in the Future

映画『マイノリティ・リポート』では、目の虹彩認証だったけどね。



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