有望な職業
先日、あるところで就職が確定した大学生に、余計なおせっかいを言ってるおっさんがいた。
その大学生は、 ハヤリのウェブサービス会社に決まったんだけど、
「賢い人たちは、今業績のところになんて行かないんだよ。IT系なんて、もうすぐ終わる」なんてことを偉そうに言ってる。40そこそこなのに言うことが古くて、炭坑の時代からのことを語ってる。
どこにも入れない人が証券会社に入ったら、高度成長期で成長して、バブルで大儲けして、とか。まるで70歳ぐらいの人が言いそうなことを(笑)
その続きを言わないから、私もついゲーム会社とか、ウェブ関連とか。mixiだって身売りするとか話があるぐらいで、ウェブだと上手く行って7年って言われてるとか、余計なこと。
言ってから、あ〜っと後悔して。私もおっさんくさいことを言ってる。何年か保てばいいじゃん。一生同じ会社で働こうなんて思ってないだろうし。今がいいなら、その間に次を考えられるしね。
話はこれから有望な業種ということになってた。古いことを言ってたやつは、それは商社だという。なるほどね。輸出入が激変すれば、いろんな利ざやは稼げるかもね。
ただそれだって、激変に対応出来るかどうか。
私は「そんなの業種がどうので日本で考えるより、オーストラリアにでも行った方がいい」と言いそうになったけど、なんとか言葉に出さずに踏みとどまった。
おっさん臭いおせっかいだから言わなくて良かったというより、
この手の話を若者にするのは、自分たちの出来ない漠然とした不安を口にしたいだけなのよね。
今日のBGM-281【 Jake Shimabukuro Plays "Hula Girl" Theme 】
映画『フラガール』は、めちゃめちゃ良かった。
炭坑がダメになったって、いいじゃないね。