不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

iPhone 5sが売れると起こる、コワいこと?

昨日、クライアントのところでiPhone 5sを買うかと聞かれて、いえいえ買いませんて。5で十分と答えてた。

そんな私、ギークでもないし、もったいないし。特に使いたいと思うような機能がないどころか、iOS 7自体、出来るだけ使いたくないと思ってる。理由は、ただデザインが好きじゃないから(笑)

 

そう言いながら、 5sでひとつだけ、だんだん「これはスゴいんちゃうの」と思って来てることがある。それは指紋認証を導入したこと。

f:id:F_chikara:20130914134225p:plainApple - iPhone 5s - The new Touch ID fingerprint identity sensor

最初はおサイフケータイじゃあるまいし、そこまでの機能いる? まあこの先の導入への布石なんだろうなと思ってた。

考えてみれば、銀行など金融系のウェブサービスを利用している人もいるだろうし、そうすると今までの4桁の数字じゃ不安かも。

デイトレーディングしてる人なんて、iPhone でやっててトイレ行くのに机の上に放ったらかしにできないかもとか。

だけど、そんな人はまだ少数だしね。

と思ってたんですけど…

決裁デバイスとしてのスマホ

ということを忘れてました。クレジットカード機能が入ったら。ポイント制度の提携が拡大して、事実上ポイントが通貨のようになったら。スマホにカードリーダーを付けてのカード決裁が広まったら、と。

このへんの詳しいことは[読み終えた本]本−199『O2Oの衝撃』を読んでみてください。カードリーダーを付けてのカード決裁やるなんていうのは、本-186『MAKERS』が製造革命だとしたら、小売革命になるかもしれない。

f:id:F_chikara:20130914142445p:plain

もう半年もしたら、そんなのがあちこちで見かける普通の光景になるかもしれない。だとしたら、そこに先に手を打ったiPhoneのアドバンテージは、とんでもないことになる。

もちろん私にはiPhone 5sに搭載される指紋認証機能「Touch ID」がどの程度のものなのか知るはずもないし、指紋認証バイオメトリクス(生体認証)の中でどの程度、優位性のある技術なのかも知らない。

ひとつ知っていること。銀行のキャッシュカードは静脈認証にしてるんだけど、これが困ったことに真冬が大変。冷えきった指を乗せても、認証してくれない。だから、事前に手をこすり合わせて、はぁーはぁー息を吹きかけてる(笑)

 

しかしコワいなと思うところもある。これって登録した指紋がアップルに行っちゃうわけよね。すでにスマホを作ってるメーカーはどこもバイオメトリクスに走ってるのは間違いないけど、iPhone 5sが売れて「ユーザーは平気で登録してるぜ」って方向になったら、スマホどころか、デバイスはなんでもかんでもバイオメトリクス付きのものになりそうだ。

そんなのね、ビッグデータビッグデータって、各社ユーザーの詳しい個人情報を取って活用したいし、売りたいんだから。

今までもノートパソコン使うのに、指紋認証させるような企業は金融系を中心にあったけど、それは従業員だし、ビッグデータとは無縁。

きっとね、こういう指紋のやつは、こういう買い物をしてる。なんていう分析だって出るはずよ。ああ、コワい(笑)

 

 今日のBGM-293【 ymo 開け心 - 磁性紀 】

磁性紀が発表された当初、なんてカッコイイ曲だと思ったけど、どうして開け心なのか、そこがわからなかった。引き寄せるものには、注意しないとね。

曲はいいけど、それにしても年寄りっぽい感じになっちゃったのね、ymo(笑)

 UC YMO(通常盤)

磁性紀ってオリジナルアルバムには収録されてなくて、スネークマンショーに入ってたのよね。