不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

セレブはアルマーニを着るか?

今日の帰りのことも書きたいけど、もっと書いときたいのはこっちだ。
昨日の朝日新聞の夕刊によれば、パリコレでジョルジオ・アルマーニが着物風だったり、日本的なモチーフや形状を使った作品を発表したそうだ。


勝手に抜粋すると、アルマーニは
---------------------
「日本の芸術や人々の精神性、女性たちのたたずまいが自分の創作の源になっていた。それを世界に知って欲しい」と話した。また、被災地で就学が困難になった小中学生を支援する「ジョルジオ・アルマーニ奨学生」制度を、日本ユネスコ協会連盟と協力して設立するという。
---------------------
だそうだ。写真を見ると、こりゃあ確かに日本的ものを引用しましたってレベルじゃなくて、リスペクトしてるのが伝わって来る。もっとも調べたら、ジャパネスクものばっかりじゃないけど(笑)

写真


それにしてもアルマーニが日本的な表現に影響されてたなんて知らなかった。逆に日本のDCブランドと言われたデザイナーたちは、ほとんどがアルマーニに影響受けてるのに。
アルマーニが本心でやってるかどうかは分からないけど、このパリコレはオートクチュール。本当のセレブじゃないと会場にすら入れないという。そんなセレブたちがアルマーニ版ジャパネスクを着るかどうか。前に書いてるエシカル・ラグジュアリーも一緒だけど、金持ちの社会貢献というかポースというかファッションというか、なんでもいいんだけど、日本支援してますのよ、を着るものまで表現にするかどうか。もし、ぞくぞく着はじめたりしたら大変なこった。偽善でも何でも、日本としては、そこに乗っからなきゃ。


もうひとつ、同じ朝日にポール・スミスの記事が。そりゃあポール・スミスは日本好きで知られてる。というか、ポール・スミスにとって日本は最大の市場だ。
またまた勝手に引用。これは四月の記事から。
---------------------
余震も続くそんな東京に4日、英国のデザイナー、ポール・スミス氏がやって来た。1982年に日本へ進出して以来、年に少なくとも4、5回は訪れる日本通で知られ、中でも毎年4月は恒例の秋冬物展示会のため35人ものスタッフと来日してきた。だが、今回は社内討議の末、スタッフは全員が来日を見合わせることに。
「かえって1人の方が気がラク。妻は『あなたが行かないという方が驚くわ』と、送り出してくれたよ。僕がどんなに日本を大切に思っているか分かっているからね」
(中略)
1週間の滞在では、まずスタッフを励まし、東京ビッグサイトで展示会を開催。表参道、丸の内、渋谷の三つの路面店では顧客と触れ合った。デザイナー登場のサプライズに各店舗にはサインや写真を求める長い列が。
(中略)
「悲しいことの後には、必ずよいことが待っている。読者の皆さんに、これを届けてください」。インタビューの終わり、彼は傍らのサインペンを取り出し、目の前でササッと七色の虹を描いた。
「毎日が新しいことの始まりです ポール・スミス
---------------------
もう、ええこと言わはるポール・スミス

外国人がどんどん逃げてた4月に来日して、そんなことをしてたなんて。報道少ないわ。ガガと一緒で、日本に滞在してるだけで、海外には大きなアピールなのに。
ホントは外国人だけじゃなくて、日本の金持ちも沖縄や海外に逃げてたのにね。

日本は、思いのほか、世界中から愛されてる。ここで日本が新しいことを始めない手はないよね。呆れられないうちにね。

今日のBGM-23【Madonna - Celebration 】

マドンナがこのアルマーニ着たら、似合うんじゃない。そりゃまあ、踊れないし、太さは違うけど(笑)


にほんブログ村】に参加しました。
↓面白かったり、役に立ったりしたら、ポチっと。もしかしてムカついても、ポチっとね(笑)
ブログランキング・にほんブログ村へ