不透明なチカラですが、なにか?

テーマはいろいろ。というか絞れません。2013年7月以前は他のブログサービスからインポートしたので、リンクや画像等がなくなってるかもしれません。

へ? 「お客様情報漏えいに関するご報告 および お詫びの品のご案内」という手紙が来たんだけど

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は? へ? ベネッセコーポレーションから? なんでウチに!? と疑問だらけの封筒が届いてた。

中味は、「情報漏えいで、お客様の情報も含まれていることが判明しました」と「お詫びの品について」。

 

 

お詫びの品の中味は[金券・ギフト券]

1.500円分の選べる電子マネーギフト

楽天EdyAmazonギフト券nanacoから選べて、すぐ利用可能

2.500円分の全国共通図書カード

届くまでに最長6カ月程度かかる場合もあるという。

3.財団法人ベネッセこども基金への寄付 500円

は?

 

個人情報漏らしといて、500円でおしまいかよ。って、かなり出回ってる話なので、へーこれか、これのことかと、ちょっとシミジミ。だって私、こんな経験初めてだ。

だけど教育産業として、楽天Edynanacoだって、なんかおかしくないか。適切なのは図書カードだと思うんだけどなぁ。ただ半年以上かかるって、冗談みたいね。

 

でも、そんなことよりも、ベネッセになんで私の情報があるんだよ。

 

10年以上も顧客情報を蓄積しているベネッセ

うちの子がベネッセの何かやってたか? と奥さんに確認すると、やっぱり小学生のとき。最低でも10年以上前の話だ。

そんなときから個人情報を蓄積して、いったい何をする気だ。就職、資格、結婚、そんなことにアプローチしようとでも言うんだろうか。じゃなきゃ、売り飛ばす以外に価値がないと思うんだけど。

 

今回の漏えい事件、下請けの人間がパクったということだけど、ベネッセの管理体制どころか、個人情報保護方針自体がメチャクチャだろうよ。10年以上もストックしてるなんて、子供の教育以外に使おうとしてたとしか思えない。

 

ところで漏えいした情報って、どんなこと?

「今回の事故で漏えいが確認された情報項目は、以下の通りです」と書いてある。いやぁ、事故ちゃうでしょ。

・サービスにご登録いただいた方のお名前、性別、生年月日

・同時にご登録いただいた保護者様またはお子さまのお名前、性別、生年月日、続柄

・郵便番号 ・住所 ・電話番号 ・ファックス番号(一部のご登録者様のみ)

・出産予定日(一部のサービスご利用者様のみ)

・メールアドレス(一部のサービスご利用者様のみ)

なお、クレジットカード情報の漏えいは確認されておりません。

 

あら? なんだ、そんなことだけなのか。

私はまた、成績とかベネッセで実施したことの情報と紐づいてるのかと思った。だとしたらムカつくけど、住所氏名年齢性別みたいなことなら、拍子抜けだ。

 

これより詳細な個人情報を、喜んで出してる人多いし 

Facebookからは頻繁に「○○さんの誕生日です」なんてメールが送られてくるけど、なんで誕生日を登録するかな。出身地、住んでるところ、勤めてる会社、出身校、そして顔写真などなど詳しい情報のオンパレードだ。友だちにしか公開してなかったとしても、友だちのアカウントが乗っ取られたら、いくらでも取り放題。責任は乗っ取られた友だちで、Facebookじゃないんだよということだから、個人情報を出すかどうかは自己責任。

イギリスではFacebookをチェックしてる空き巣が多いということだから、日本でだって旅行に行ってきますなんて投稿は、そろそろリスキーかもしれない。

 

ベネッセが長年個人情報を蓄積してるんだとしたら、そのことは問題だけど、似たような、いやもっと幅広いことを事業としてやってるのは、リクルート

かつて若者に強いクレジットやサラ金をやっている会社が、ブラックリストを新卒採用向けに売ってたなんて話もあるからね。

事件が起こらなくたって、自分の情報は、いくらでも予期せぬことに使われてる。これからはさらに個人の趣味趣向まで活用されるだろうから、どこに、どんな情報を出していいかどうか。それなりに予想して出さないとね。

 

今日のBGM-357【 Vitalic - Fade Away 】